マーケット
5/1 15:15
38,274.05
-131.61
37,903.29
+87.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/2 7:30:57
9,037,310
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・有限亭玉介:低PBRも様々なテーマへと物色拡大中!最近注目した銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2023/7/16 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:低PBRも様々なテーマへと物色拡大中!最近注目した銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年7月10日13時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 PBR是正によって企業のコーポレートガバナンスが改善し、株主を意識した経営が徐々に浸透しているように思えます。これまでの日本企業は株主を軽視しているとまでは言いませんが、経営においてはそこまで意識はされていませんでした。 昨今は特に自動車業界の低PBRが目立っております。エンジン車の製造を廃止してEVを急ピッチで拡大させようとする海外諸国とは対照的に、日本企業はEVの急拡大に慎重な姿勢を取っていました。日本では電力供給などの環境整備で課題はあるものの、今後は海外を中心にEVの売上は増えていくと予想しています。 直近ではAI関連のテーマも人気化しておりますので、AIによる自動運転システムの進化も楽しみにしたいですなぁ。EV市場は世界各国の企業で競争が激化しています。各国で競い合い、技術革新のスピードも以前とは比にならないでしょう。それならば低PBRとなっているEV関連や自動車部材は、投資妙味があるかもしれませんねぇ。 7月の初旬は日経平均が落ち着いてきました。今後の上昇期待のある銘柄を考えた時、東証の後ろ盾がある低PBR銘柄は安心感があります。業績や将来性の検証を怠らずに、しっかりと株主還元が期待できる銘柄を精査したいです。今回は低PBR銘柄でありながら、物色されそうなテーマ性を持つ銘柄をそれぞれチェックして参ります。 電子制御の燃料供給装置が主力でインド関連でも注目のミクニ<7247>、EV用アルミダイカストに定評がある大同メタル工業<7245>など、日本の自動車ブランドがEV進出に慎重でも部品や装置メーカーは既にEVシフトを進めております。工作機械を手掛けるエンシュウ<6218>もEV向けに注力しており、EV関連として監視です。 半導体の供給不足による自動車メーカーの生産調整を乗り越えて復調が見える自動車部材関連からは、トヨタ系の粉末冶金大手のファインシンター<5994>やエンジン用バルブスプリングで世界首位のニッパツ<5991>など、世界に誇れる技術を持つ銘柄でも割安感が目立ちますな。両社とも業績好調で、決算と併せて増配を発表しております。 円安メリットを享受できるグローバル企業にとって、歴史的な円安の今は最高の環境と言えるはずです。ワイパー向けで圧倒的シェアのフコク<5185>といすゞ系のトラック向け機械加工を手掛けるIJTT<7315>、売上の約6割が海外の日本ピストンリング<6461>は、直近で鮮やかな上昇トレンドを築いておりますな。自動車部材関連はグローバルに販路を拡大するだけでなく、自動車以外の産業機械や半導体製造装置などでも必要とされる技術力を持つ企業も多いです。自動車産業が復調するという事は、その製造工程に関わる全ての業界に恩恵があると言えるでしょう。それならば、産業機械や自動車向けホース・チューブを手掛けるニッタ<5186>も注視です。 目下のインフレによる金利上昇を受けて、金融関連への物色も目を引きますねぇ。特に証券は出遅れで低PBRを意識した買いが流入している模様。保ち合いとなっていた水戸証券<8622>も6月中旬から上離れした後に年初来高値となりました。新NISAなどの思惑もあり、老後の資産形成を意識する若者も増えるかもしれませんな。これから日本が高齢化社会を向かえるにあたって、長期的には業種により明暗が分かれるかもしれません。それでも、介護やインバウンド関連の市場拡大は固いと見て最後に老人ホームと飲食事業を手掛けるウチヤマHD<6059>をご紹介して締めさせていただきます。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 11件
5185 東証プライム
1,829
5/1 15:00
-54(-2.87%)
時価総額 32,207百万円
独立系の自動車ゴム部品メーカー。ワイパーブレードラバーの生産量は世界トップ。配当性向は3割目安。自動車メーカーの生産回復などで機能品事業は堅調。金属加工事業は黒字転換。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/04/13
5186 東証プライム
4,020
5/1 15:00
-55(-1.35%)
時価総額 121,697百万円
工業用ベルトや樹脂ホース、ゴム成型品などを展開。自動車向けや物流業界の搬送用、産業用など用途多岐。ナノ分散カーボンナノチューブを炭素繊維へ均一複合化する独自技術に定評。価格転嫁進展し、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/04
5991 東証プライム
1,590
5/1 15:00
-12.5(-0.78%)
時価総額 388,065百万円
自動車部品メーカー。懸架ばね、エンジン用バルブスプリングで世界首位。商用車向け板ばねが国内首位。車酔い低減シートやシャワーヘッド、ヒーター、冷却板なども展開。シート事業の急回復により、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
5994 東証スタンダード
1,068
5/1 15:00
-12(-1.11%)
時価総額 4,721百万円
冶金製品メーカー。自動車や鉄道車両、産業機械向け部品を主力に、油圧機器製品も展開。電動関連製品・非自動車事業の拡大に加え、昆虫食事業を含めた新規事業にも注力。自動車焼結事業の好調で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6059 東証スタンダード
341
5/1 15:00
±0(0%)
時価総額 7,372百万円
有料老人ホームやグループホームを運営。カラオケボックスや飲食に加え、不動産の売買・仲介も事業領域。日本国内企業向けにインドネシア人材の紹介も展開。介護施設数増加やカラオケ・飲食の回復で3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6218 東証スタンダード
678
5/1 15:00
+1(0.15%)
時価総額 4,307百万円
工作機械メーカー。マシニングセンタや搬送機器、生産ライン向けシステム機器等のシステム機械を製造、販売する。四輪車や二輪車の部品加工受託も。今期3Q累計は増収、利益は黒字転換。工作機械と部品加工が伸長した。 記:2024/03/07
6461 東証プライム
1,900
9/27 15:00
+18(0.96%)
時価総額 15,911百万円
自動車メーカー向けピストンリング、バルブシート、シリンダ、カムシャフト等を製造。金属粉末射出成形品など非自動車領域も。産業機器向け製品は伸び悩むが、自動車関連製品事業は収益伸長。24.3期1Qは2桁増益。 記:2023/09/16
7245 東証プライム
621
5/1 15:00
±0(0%)
時価総額 29,510百万円
自動車エンジン用軸受が柱。船舶エンジン用にも強い。自動車向けの精密金属加工部品やダイカスト品も。24.3期3Q累計は自動車生産回復が追い風。増収効果で販管費増をこなす。減損損失解消。通期増収増益を見込む。 記:2024/02/15
7247 東証スタンダード
432
5/1 15:00
±0(0%)
時価総額 14,709百万円
柱の自動車部品は電子制御燃料噴射装置や気化器に強み。ガス関連機器も。航空機部品・芝刈機販売兼営。24.3期上期は自動車関連が好調で原料高をこなす。通期増収増益・増配を計画。23年秋に介護リフト事業を譲受。 記:2024/01/17
7315 東証スタンダード
845
3/22 15:00
-1(-0.12%)
時価総額 41,535百万円
自動車部品メーカー。自動車や建設機械、産業車両向けに鋳造品や鍛造品、機械加工を提供。熱影響・熱変形を最小化する熱処理技術や溶接技術に定評。3Q累計は利益急伸。オアシスが812円でTOB。実現なら上場廃止。 記:2024/02/10
8622 東証プライム
536
5/1 15:00
+3(0.56%)
時価総額 37,889百万円
老舗中堅証券会社。関東を営業エリアに、有価証券の売買や取次、引受・売出し等のサービスを提供する。ファンドラップや投資信託等の金融商品を販売する。今期3Q累計は株券の委託手数料や投資信託の販売手数料が伸長。 記:2024/03/01