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前場に注目すべき3つのポイント~改めて日本市場へはリスク回避的な資金が向かいやすい~

2023/7/11 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~改めて日本市場へはリスク回避的な資金が向かいやすい~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■改めて日本市場へはリスク回避的な資金が向かいやすい ■コスモス薬品、23/5営業利益 1.1%増 301億円、24/5予想 0.2%増 302億円 ■前場の注目材料:アイダ、高速精密プレス機を増産、EV関連に集中、小型機は生産委託 ■改めて日本市場へはリスク回避的な資金が向かいやすい 11日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。10日の米国市場は、NYダウが209ドル高、ナスダックは24ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを警戒した売りが先行したが、その後は目新しい材料に欠けるなか、出遅れ感の強い銘柄などには値ごろ感からの買いが入り、上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比130円高の32270円、円相場は1ドル141円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物のナイトセッションでは、32100円で寄り付いた後は上昇に転じたが、32200円~32300円辺りでのこう着感の強い相場展開だった。下値の堅さは意識されやすいものの、リバウンド機運は高まりづらいだろう。とはいえ、パッシブ型ETFの決算に伴う分配金捻出のための売り需要が通過したことから、押し目待ち狙いの買いは意識されやすいだろう。 米国では3人の当局者が米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内2回の利上げの必要性についての見解を示していた。12日には6月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることから積極的な売買は手控えられやすいものの、利上げ再開について市場は織り込んでいることもあり、過度な警戒感にはつながらないだろう。そのうえで需給イベントが通過した日本市場へはリスク回避的な資金が向かいやすいと考えられる。 戻りの鈍さから短期的には売り仕掛け的な動きもありそうだが、日経平均の32000円接近では押し目待ち狙いの買いは意識されそうだ。また、こう着ながらも底堅さが見られる局面においては、個人主体の資金は直近IPO銘柄などでの値幅取り狙いに向かわせやすいだろう。生成AIなど成長期待の大きいテーマ株などへの押し目買い意欲も強そうである。 ■コスモス薬品、23/5営業利益 1.1%増 301億円、24/5予想 0.2%増 302億円 コスモス薬品<3349>が発表した2023年5月期業績は、売上高が前期比9.6%増の8276.97億円、営業利益は同1.1%増の301.28億円だった。24年5月期業績は、売上高が前期比10.7%増の9160億円、営業利益は同0.2%増の302億円を計画。コンセンサス(320億円程度)に届かず。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33944.40、+209.52) ・ナスダック総合指数は上昇(13685.48、+24.76) ・シカゴ日経先物は上昇(32270、大阪比+130) ・SOX指数は上昇(3651.60、+73.87) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・アイダ<6118>高速精密プレス機を増産、EV関連に集中、小型機は生産委託 ・デンソー<6902>日特陶に点火プラグ事業など譲渡、次世代領域にシフト ・デンソー<6902>豊田通商との携帯電話販売・代理店事業をビックカメラに譲渡 ・住友林業<1911>森林ファンド運用、日本企業10社参画、資産規模600億円 ・日立<6501>アイルランドのソフト会社買収、年内めど ・丸紅<8002>大容量蓄電池の量産後押し、エストニア社に追加出資 ・ファインシンター<5994>事業改革、電動車部品に経営資源投入 ・アマダ<6113>自律走行ロボ参入、生産状況に合わせ簡単運用 ・浜井産業<6131>前受金・円建て取引徹底、海外顧客対象 ・アルプスアル<6770>ゲーム機向け部品増産、国内外に今年度30億円投資 ・日立<6501>英社と鉄道メンテ契約、440億円で更新 ・KIMOTO<7908>デジタルツインで生産性向上支援、製造・建設向け ・東急建設<1720>コンクリ締め固め可視化、センサーで必要時間計測 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月マネーストックM3(5月:前年比+2.1%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
1720 東証プライム
847
5/7 13:13
-2(-0.24%)
時価総額 90,427百万円
東急系準大手ゼネコン。東京南西部から横浜北部の東急電鉄沿線案件に強み。コア事業の深化等に取り組む。建築部門は受注増。国内民間向けは足踏みだが、国内官公庁向けが伸びる。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/03/30
1911 東証プライム
5,574
5/7 13:14
+214(3.99%)
時価総額 1,121,572百万円
住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。木材建材事業は足踏み。資源環境事業は売上堅調。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/13
3349 東証プライム
14,925
5/7 13:14
+225(1.53%)
時価総額 597,015百万円
ドラッグストア大手。ローコスト経営で実現の価格競争力に強み。地盤の九州から四国、本州に進出。新商勢圏への店舗網拡大図る。1426店舗展開。72店舗を新規出店。医薬品は売上増。24.5期2Qは増収増益。 記:2024/02/04
5994 東証スタンダード
1,066
5/7 13:02
±0(0%)
時価総額 4,712百万円
冶金製品メーカー。自動車や鉄道車両、産業機械向け部品を主力に、油圧機器製品も展開。電動関連製品・非自動車事業の拡大に加え、昆虫食事業を含めた新規事業にも注力。自動車焼結事業の好調で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6113 東証プライム
1,735
5/7 13:14
+14(0.81%)
時価総額 623,065百万円
金属機械メーカー。板金機械は国内トップシェア。北米や欧州市場でもトップ級。切削・研削盤や精密溶接機、プレスマシンも手掛け、ファイバーレーザーの拡販にも注力。受注残消化し、3Q累計営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/09
6118 東証プライム
877
5/7 13:14
±0(0%)
時価総額 60,906百万円
サーボ駆動式プレス機で世界トップクラス。各種プレス機械、搬送装置、コイル材供給装置などを展開。製品ミックスの改善等で日本は黒字転換。中国は高速プレス機などプレス機械売上が増加。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/02/26
6131 東証スタンダード
1,649
5/7 13:13
+48(3%)
時価総額 5,709百万円
精密工作機械メーカー。半導体・電子部品・自動車部品・金型業界向けラップ盤、ボブ盤、フライス盤などを展開。窒化ガリウムや窒化アルミニウム基板など新素材加工向けに注力。生産性向上し、3Q累計は増収利益急伸。 記:2024/02/22
6501 東証プライム
14,650
5/7 13:14
+195(1.35%)
時価総額 14,189,580百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6770 東証プライム
1,487
5/7 13:14
+36(2.48%)
時価総額 326,071百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6902 東証プライム
2,658
5/7 13:14
-23.5(-0.88%)
時価総額 8,377,431百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7908 東証スタンダード
214
5/7 13:13
±0(0%)
時価総額 11,721百万円
機能付加フィルム素材を手掛ける化学会社。デジタル家電やスマホ向けタッチパネル用ハードコートフィルムに強み。抗菌フィルム「ケイシールド」も展開。IoT関連製品向け高付加価値製品の好調で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/27
8002 東証プライム
2,906.5
5/7 13:14
+6(0.21%)
時価総額 4,993,983百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31