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注目銘柄ダイジェスト(前場):環境管理、八千代工、霞ヶ関キャピタルなど

2023/7/5 11:51 FISCO
*11:51JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):環境管理、八千代工、霞ヶ関キャピタルなど ファーストリテ<9983>:35540円(-1090円) 続落。前日に6月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比3.4%減となり、7カ月ぶりの前年割れとなっている。客単価が同12.9%上昇した一方、客数が同14.5%の減少となっている。後半に気温が低下したことで、夏物商品の販売が伸び悩んだもよう。アダストリアやユナイテッドアローズなど他の衣料品専門店各社はプラス基調となっていることで、相対的な落ち込みの大きさも意識される形に。 フュトレック<2468>:338円(+30円) 大幅続伸。GROOVE Xが提供する家族型ロボット LOVOTの中国での販売開始に際して、同社の音声認識技術vGateASR(中国語)が採用されたと伝わっている。同社では現在、日本で販売されているLOVOTに音声認識技術vGateASR(日本語)を提供しているが、新たに中国語版の音声認識技術を提供することになる。今後も市場拡大が想定される音声認識技術での同社の存在感の高まりにつながっていく格好へ。 環境管理<4657>:530円(+80円) ストップ高。国際原子力機関では昨日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水を海洋放出する日本の計画について、「安全基準に合致している」と結論づける報告書を公表したと報じられている。政府では2021年に処理水の海洋放出方針を決めていたが、今回の報告を受けて、放出の時期を近く最終判断するもようだ。処理水放出が始まれば廃炉に向けた一歩となることで、環境コンサルを手掛ける同社などの活躍余地が広まるとの見方に。 八千代工<7298>:1390円(+207円) 大幅続伸。親会社のホンダが全株取得を目指してTOBを実施すると発表している。TOB価格は1390円で前日終値比17%のプレミアムとなっている。TOB価格にサヤ寄せを目指す動きだが、プレミアムが限定的にとどまっているなか、TOB価格を上回る水準まで買われている。なお、ホンダでは株式取得後、マザーサン・グループ傘下で四輪車の樹脂製品を手掛けるオランダの子会社に一部株式を売却する方針のようだ。 アスクル<2678>:2314円(+254円) 大幅続伸。前日に23年5月期の決算を発表、営業利益は146億円で前期比2.2%増となり、従来計画線での着地となっている。期末配当金は16円計画に対して18円に引き上げ。また、24年5月期営業利益は165億円で同12.9%増と2ケタ増益見通しに。年間配当金も前期比2円増の36円を計画している。特需反動や固定費増などで減益が続いたBtoB事業の収益回復を見込んでいる。 ブリーチ<9162>:1467円 公開価格(1340円)を19.6%上回る1603円で初値を付けた。会社設立は10年4月28日。主な事業は成果報酬型のインターネットマーケティングで、広告代理店のアール(東京都千代田区)が主要取引先。23年6月期の営業利益予想は前期比98.9%増の20.43億円。取扱商材の増加や1商材当たりの配信媒体数の拡大などで大幅な増益となる見通し。第3四半期累計の実績は17.81億円だった。 霞ヶ関キャピタル<3498>:5160円(+705円) ストップ高で年初来高値更新。23年8月期の営業損益予想を従来の32.00億円の黒字から41.00億円の黒字(前期実績21.41億円の黒字)に上方修正している。アパートメントホテル事業と物流事業での案件収益拡大や売却早期化などで利益が上振れる見通しとなった。期末配当予想も従来の50.00円から60.00円(前期末実績30.00円)に増額修正した。第3四半期累計(22年9月-23年5月)の営業損益は10.43億円の黒字(前年同期実績3.15億円の赤字)に転換した。 インバウンド<7031>:1399円(+59円) 大幅に3日続伸。15万株(2.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は5.74%。資本効率の向上を図るとともに、株主還元が目的としている。自社株買いが好感されていることに加え、インバウンドテック株は4月24日に年初来高値を記録してから軟調な推移が続いており、値頃感も買いを後押ししているようだ。 《ST》
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音声認識技術を中核に、IoTやAIロボット等に対応した音声認識ソリューション製品を提供。声認証エンジン等も。デジタルマーケティング事業は売上堅調。24.3期3Qは損益改善。エーアイと経営統合で基本合意。 記:2024/04/17
2678 東証プライム
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5/17 15:00
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オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。24.5期3Q累計はロハコが足踏み。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。損害賠償金特益。総還元性向45%目安。 記:2024/04/09
3498 東証プライム
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時価総額 164,764百万円
不動産投資会社。物流施設やアパートメントホテル、自然エネルギー施設等の不動産コンサルティング、ファンド運用を行う。不動産販売、不動産コンサルティングともに売上伸びる。24.8期1Qは大幅増収増益。 記:2024/01/27
4657 東証スタンダード
483
5/17 15:00
+2(0.42%)
時価総額 2,281百万円
環境コンサルタント会社。土壌地下水やアスベスト等の調査や測定、分析を行う。臭気の受託試験や研究も行う。ダイオキシンや放射能測定に強みを持つ。今上期は受注高が増加。売上原価や販管費の減少により利益は改善。 記:2024/02/23
7031 東証グロース
1,024
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-9(-0.87%)
時価総額 2,678百万円
コールセンター代行サービスを展開。多言語・24時間対応に強み。営業代行は東電向けが柱。24.3期3Q累計は高採算だったコロナ関連コールセンター案件の一巡で利益足踏み。今年2月にヘルスケアBPO事業を譲受。 記:2024/04/15
7298 東証スタンダード
1,387
1/9 15:00
-1(-0.07%)
時価総額 33,348百万円
自動車部品メーカー。燃料タンクやサンルーフに強み。売上の9割がホンダ向け。親会社のホンダがTOBで全株を取得した上でインド企業に株式の81%を売却へ。11月にTOB成立、同社株は1月10日付で上場廃止に。 記:2023/12/09
9162 東証グロース
310
5/17 15:00
+19(6.53%)
時価総額 7,766百万円
成果報酬型のデジタルマーケティング支援を展開。化粧品、日用品、健康食品向けが軸。商材ポートフォリオの拡大図る。新規商材立ち上げのリードタイムが長期化。上場関連費用計上。24.6期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/02/26
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(-0.89%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27