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注目銘柄ダイジェスト(前場):日新、スミダ、モダリスなど

2023/5/23 11:50 FISCO
*11:50JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日新、スミダ、モダリスなど 日新<9066>:2583円(+293円) 大幅続伸。第7次中期経営計画の資本政策を前日に発表している。株主還元方針としては、安定配当の継続を基本に新たに下限配当として株主資本配当率(DOE)2.0%以上の設定を行うとしている。また、26年度までに100億円程度の自己株式の取得も実施するとしている。政策保有株式の縮減に関しては、26年度までに約50億円の縮減を目指すともしている。 レオン自機<6272>:1585円(+169円) 大幅続伸。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は30.1億円で前期比2.7倍の水準となり、従来予想の25.4億円を大きく上振れる着地になっている。また、未定としていた期末配当金は19円とし、年間配当金は前期比15円増の31円としている。24年3月期も営業利益は34.5億円で同14.7%増と連続2ケタ増益の見通しとしている。想定以上の収益拡大をポジティブに評価する動きが優勢に。 フジ日本<2114>:553円(+54円) 急伸。前日に株主優待制度の再開を発表している。22年3月期に株主優待制度を廃止していたが、株主からの再開要望が多かったこと、同社製品や事業への理解をより深めてもらうこと、株主数増加が企業価値向上につながると判断したことなどが背景。23年9月末の100株以上の株主が対象、1000円相当の自社製品を贈呈する。前日終値ベースでの配当・優待利回りは5.4%の水準となる。 スミダ<6817>:1393円(-246円) 大幅続落。470万株の公募増資、20万株の売出、並びに、73万5000株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。新株発行は最大で現在の発行済み株式数の19.8%の水準となる。株式価値の希薄化や目先の需給悪化を警戒する動きが優勢になっている。公募価格の決定期間は31日から6月6日までの間。調達資金は主にグループの設備投資資金に充当する予定。 日本紙<3863>:1240円(+133円) 大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1010円から1560円に引き上げている。印刷用紙や段原紙の値上げ効果に加え、収益改善対策や原燃料安による費用改善が見込めるため、今下期から利益は大幅に回復すると考えているもよう。24年3月期営業利益は会社計画240億円を上回る270億円、25年3月期は408億円にまで業績予想を上方修正している。 BTM<5247>:5660円(+705円) ストップ高。商工組合中央金庫と「ビジネスマッチング業務委託契約」を締結し、地方企業のDX推進に向けた協業を開始したと発表している。商工中金へ寄せられる中小企業からのDXに関する相談や問い合わせに対し、BTMが受注して開発を請け負ったり、外部のネットワークから最適な開発会社やエンジニアをマッチングしたりする。DXに興味を持った地元企業が前に進めるよう支援する。 キッズバイオ<4584>:249円(+12円) 大幅高。アルフレッサホールディングス<2784>傘下のアルフレッサ(東京都千代田区)及び三菱倉庫<9301>と、キッズウェル・バイオが再生医療等製品として開発中のヒト乳歯歯髄幹細胞(SHED)の高品質かつ安定的な保管・輸送体制の構築に関する業務委託基本契約を3社間で締結したと発表している。SHEDを原料とした再生医療等製品の実用化に向け、アルフレッサと三菱倉庫が保有する保管・輸送に関する実績や技術・ノウハウを活用する。 モダリス<4883>:289円(+33円) 大幅に反発。米国遺伝子細胞治療学会の第26回年次学会でLAMA2-CMD(ラミニンα2鎖欠損先天性筋ジストロフィー)治療薬MDL-101の開発データに関する報告を行ったと発表している。LAMA2-CMDモデルマウスの単回投与で著効したほか、サルでも筋組織で広範なGNDM分子の発現が確認された。CRISPR-GNDM技術を用いたエピゲノム編集は、次世代遺伝子技術プラットフォームが神経筋疾患を含む多くの遺伝子疾患に対して有効であると結論付けている。 《ST》
関連銘柄 10件
2114 東証スタンダード
1,003
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 29,837百万円
双日グループの製糖会社。フジ製糖、日本精糖の合併で2001年に誕生。食品添加物、機能性食品素材「イヌリン」、切花活力剤の製造・販売等も。精糖事業では海外事業推進。中計では29.3期売上高360億円目標。 記:2024/10/06
2,274.5
11/22 15:30
+15(0.66%)
時価総額 461,360百万円
医薬品卸最大手。医療用医薬品、診断薬を手掛ける。医薬品原薬製造や国内メーカーへの受託製造も。再生医療等製品の受託製造サービスを提供する体制構築図る。医薬卸堅調も物流センターの減価償却費や人件費が重し。 記:2024/10/12
3863 東証プライム
848
11/22 15:30
+2(0.24%)
時価総額 98,584百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
4584 東証グロース
121
11/22 15:30
+3(2.54%)
時価総額 4,919百万円
北海道大学発ベンチャーとして2001年に創業。バイオシミラー事業、細胞治療(再生医療)事業を手掛ける。ノーリツ鋼機の持分法適用関連会社。カイオム・バイオサイエンスと業務提携。細胞治療事業等にリソース集中。 記:2024/07/08
4883 東証グロース
141
11/22 15:30
+8(6.02%)
時価総額 7,988百万円
ゲノム編集プラットフォーム「CRISPR-GNDM」技術による遺伝性遺伝子疾患の治療薬の研究開発等を手掛ける。MDL-101がリードプログラム。JCRファーマと中枢神経領域における共同研究を行う。 記:2024/08/06
5247 東証グロース
1,699
11/22 15:30
+132(8.42%)
時価総額 2,402百万円
ITエンジニアリングサービス、DXソリューションサービスのDX推進事業を展開。取引実績に富士ソフトなど。データベース活用による人材調達力などが強み。社内エンジニアの採用強化など人材中心に積極投資を行う。 記:2024/08/05
6272 東証プライム
1,424
11/22 15:30
+58(4.25%)
時価総額 40,430百万円
食品加工製造機械メーカー。包あん機、自動化シートラインで国内トップシェア。顧客数は全世界で1万7000社超。各種プラントの設計・製作等も。アメリカ地域は食品成形機等が順調。28.3期売上420億円目標。 記:2024/06/15
6817 東証プライム
951
11/22 15:30
+9(0.96%)
時価総額 31,474百万円
コイル専業メーカー。パワーインダクタ、LFアンテナ用コイル、キセノンイグナイターなどが主要製品。車載・xEV関連向け売上比率が高い。配当性向30%以上目安。中計では26.12期売上高1900億円目標。 記:2024/08/29
9066 東証プライム
4,375
11/22 15:30
+35(0.81%)
時価総額 88,694百万円
港湾運送業者として1938年に創業した総合物流企業。国際複合一貫輸送に強み。業務渡航の取り扱い等を行う旅行事業、不動産事業も。国内は自動車関連貨物などの取り扱いが順調。27.3期売上高2200億円目標。 記:2024/10/22
9301 東証プライム
1,071.5
11/22 15:30
+18.5(1.76%)
時価総額 85,274百万円
国内最大級の倉庫・港湾運送企業。1887年設立。倉庫、陸上運送、港湾運送のほか、不動産賃貸、マンション販売等も手掛ける。海運大手や製薬会社が主要顧客。須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業の新規施設が稼働。 記:2024/06/04