マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 23:25:40
14,987,478
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米国株高を好感した買いと短期の過熱感を警戒した利食い売りが交錯【クロージング】

2023/4/4 15:51 FISCO
*15:51JST 米国株高を好感した買いと短期の過熱感を警戒した利食い売りが交錯【クロージング】 4日の日経平均は3営業日続伸。99.27円高の28287.42円(出来高概算11億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で原油先物相場の上昇を受けてNYダウが続伸した流れを引き継ぐ格好から、買いが先行して始まった。連騰による高値警戒感や米景気の先行き懸念、原材料高によるインフレ高進などの懸念がくすぶっており、寄り付き直後には28139.12円まで利食いに押される場面が見られた。ただし、下へのバイアスは強まらず、28200円台でのこう着が続くなか、大引けにかけてやや買い戻しの動きが強まり、日経平均は本日の高値で引けた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上り銘柄が889、値下り銘柄が853でほぼ拮抗した。セクター別では、海運、その他製品、鉱業、電気ガスなど24業種が上昇。一方、鉄鋼、空運、サービスなど9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、任天堂<7974>、アステラス薬<4503>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、第一三共<4568>、信越化<4063>が軟化した。 前日の米国市場は、石油輸出国機構(OPEC)プラスによる減産決定を受けた原油高を背景に資源関連株が買われたほか、3月のISM製造業景況指数が市場予想を下回り、景気の先行きへの懸念が強まったため、ディフェンシブ株が買われた。半面、ハイテク関連株は軟調で、主要株価指数は高安まちまちだった。こうしたなか、東京市場でも同様の動きとなった。ただ、短期的な過熱感が意識され始めており、積極的に上値を追う動きにはつながらなかった。 米国の主要株価指数は金融不安が広がる前の水準に戻してきているが、日経平均の戻りは鈍く、今後は出遅れ感から3月高値(28734円)を目指す動きが意識されやすいだろう。投資家の目線が世界的な金融政策の行方から、企業業績や各国の景気動向に移ってきており、今後本格化する決算や経済指標などを見極めながらの動きになりそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
5,759
11/25 15:30
+110(1.95%)
時価総額 11,527,744百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4503 東証プライム
1,572
11/25 15:30
+10(0.64%)
時価総額 2,844,790百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4568 東証プライム
4,606
11/25 15:30
+171(3.86%)
時価総額 8,968,039百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
18,740
11/25 15:30
+445(2.43%)
時価総額 5,492,956百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,232
11/25 15:30
-215(-2.28%)
時価総額 7,073,014百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,197
11/25 15:30
+83(2.02%)
時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
8,199
11/25 15:30
+33(0.4%)
時価総額 10,647,959百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
+885(3.98%)
時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(3.49%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25