トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
44,296.51
+888.04
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 10:56:28
15,225,235
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
15日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、金融不安が再燃
2023/3/16 7:34
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*07:34JST 15日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、金融不安が再燃 ■NY株式:米国株式市場はまちまち、金融不安が再燃 ダウ平均は280.83ドル安の31,874.57ドル、ナスダックは5.90ポイント高の11,434.05で取引を終了した。 スイス銀行のクレディ・スイス・グループの経営難を警戒した欧州市場の流れを引き継いで金融セクター中心に売られ、寄り付き後、下落。世界的な金融システム混乱を警戒し、国内地銀の売りも再燃、相場を一段と押し下げた。終盤にかけ、スイス当局が声明で必要ならクレディ・スイスに流動性を供給するなど安定化に向け支援する姿勢を示したため下げ幅を縮小。長期金利の大幅低下でハイテクは底堅く推移し、ナスダック総合指数はプラス圏を回復した。ダウ平均はリセッション懸念から戻りが鈍く、結局、まちまちで終了。セクター別ではメディア・娯楽、公益事業が上昇した一方、エネルギーや銀行、保険が下落した。 飲料メーカーのペプシコ(PEP)や消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は景気減速の影響が比較的小さいとされるディフェンシブ株として、それぞれ上昇。ワイヤレスネットワークのTモバイル(TMUS)は、格安SIMを提供するミントモバイルの買収で合意したと発表、契約者の増加に繋がると好感されて買われた。鉄道のカナディアン・パシフィック(CP)は規制当局が同社のカンサス・シティ・サザン(KSU)買収を承認するとの報道を受けて上昇。 一方、地銀のファースト・リパブリック銀行(FRC)は格付け会社S&Pが預金流出懸念を理由に同行を投資不適格級に引き下げたことが嫌気されて下落。銀行のシティ(C)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)、地銀のパックウエスト・バンコープ(PACW)やコメリカ(CMA)は金融システム混乱懸念から軒並み売られた。 ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は取引終了後に決算を発表。1株利益が予想を上回ったほか、通期の強い見通しが好感され、時間外取引で上昇している。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:欧米金融不安が深刻化、リスクオフの円買い 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円22銭まで下落したのち、133円77銭付近まで上昇し、133円45銭で引けた。2月生産者物価指数(PPI)が予想外のマイナスに転じたほか、2月小売売上高もマイナスに落ち込み、さらに、米国の地銀の破綻に加えて、スイスのクレディ・スイス銀存続を巡る不安が広がったため金融システムへの不安が再開。リスク回避の円買いや連邦準備制度理事会(FRB)の3月の追加利上げ観測後退でドル売りも強まった。その後、スイス中銀・当局が声明で必要とあれば、世界的な規模の銀行、クレディ・スイスに流動性を供給すると発表し警戒感の後退で円の売り戻しやドルの買戻しが優勢となった。 ユーロ・ドルは、1.0594ドルから1.0516ドルまで下落し、1.0575ドルで引けた。スイス銀存続を巡る不安に域内の金融不安が広がり、欧州中央銀行(ECB)の50ベーシスポイント(BP)の利上げ観測が大きく後退。ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は139円48銭まで下落後、141円60銭まで上昇した。欧州金融不安にユーロ売りが優勢となったのち、当局のクレディスイス支援期待にユーロ買い戻しが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2112ドルへ強含んだのち、1.2010ドルまで下落。英国政府が予算を発表、ハンド財務相が本年の景気後退を回避できる見通しを示し一時ポンド買いが強まった。ドル・スイスは、0.9200フランから0.9338フランまで上昇した。スイス銀のクレディ・スイスを巡る不透明感を受けてフラン売りが加速。その後、スイス中銀や当局が声明で、必要とあれば流動性供給する姿勢を示したため売りが一服した。 ■NY原油:大幅続落で67.61ドル、一時66ドルを下回る NY原油先物4月限は大幅続落(NYMEX原油4月限終値:67.61 ↓3.72)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-3.47ドルの67.61ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.65ドル-72.56ドル。ロンドン市場の序盤にかけて72.56ドルまで買われたが、欧米金融不安を受けたリスク回避の売りが次第に強まり、米国市場の後半にかけて一時65.65ドルまで一段安となった。ユーロ安も嫌気されたようだ。ただ、米長期金利の低下や株安が一服したことから、売りは一巡し、通常取引終了後の時間外取引では主に68ドル台で推移。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 28.49ドル -0.27ドル(-0.94%) モルガン・スタンレー(MS) 85.39ドル -4.58ドル(-5.09%) ゴールドマン・サックス(GS)312.19ドル -9.96ドル(-3.09%) インテル(INTC) 28.41ドル +0.40ドル(+1.43%) アップル(AAPL) 152.99ドル +0.40ドル(+0.26%) アルファベット(GOOG) 96.55ドル +2.30ドル(+2.44%) メタ(META) 197.75ドル +3.73ドル(+1.92%) キャタピラー(CAT) 217.26ドル -8.41ドル(-3.73%) アルコア(AA) 39.77ドル -4.82ドル(-10.81%) ウォルマート(WMT) 139.64ドル +1.54ドル(+1.12%) 《ST》
関連記事
3/16 7:31 FISCO
NY原油:大幅続落で67.61ドル、一時66ドルを下回る
3/16 7:29 FISCO
NY金:反発で1931.30ドル、欧米金融不安増大で安全逃避の買い強まる
3/16 7:12 FISCO
NY株式:米国株式市場はまちまち、金融不安が再燃
3/16 6:39 FISCO
NY為替:欧米金融不安が深刻化、リスクオフの円買い
3/16 6:30 FISCO
今日の注目スケジュール:貿易収支、米住宅着工件数、欧ECBが政策金利発表など