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個人投資家・有限亭玉介:米利下げ期待が薄まればバリュー株物色も再燃か【FISCOソーシャルレポーター】

2023/3/5 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:米利下げ期待が薄まればバリュー株物色も再燃か【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年2月27日14時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 さて、とあるJPモルガンのアナリストは、イールドカーブの逆転やマネーサプライの減少などを根拠に「今四半期が今年の株式市場のピークになる可能性がある」と指摘しました。これはどうも、本格的に雲行きが怪しくなってきましたねぇ。 加えて「FRBが利上げをやめる前に株価が底打ちした事は一度もない」との発言もあり、米国株の先行きを懸念しています。2月21日発表の米国の製造業・サービス業合わせた2月の総合購買担当者指数(PMI)の速報値は50.2となり、8ヶ月ぶりの高水準となりました。これではFRBも利上げを継続する方針となりそうです。 あたくし達が気になるのは米国経済の影響による日本株の見通しですが、2月22日の日経平均は急落して75日移動平均線を割りました。リスクオンのスタンスはなかなか取りづらいチャートに見えますな。ネガティブな経済指標の発表後や日銀・FRBのイベント後に暴落というパターンは今後も考えられますので、イベントの日程は頭に入れておきたいところです。 不安定な相場ではグロース売りのバリュー買いというムードは強まりますが、割安だから飛びつくのではなくテーマや将来性など多角的な分析は怠らず続けていきましょう。もし、業績好調にも関わらず割安で放置されているのであれば、要注視ですねぇ。米国のインフレ動向を注視しながら、銘柄チェックをして参ります。 1月30日の決算発表で23年3月期が9期ぶりの過去最高益予想となったウェッズ<7551>は、直近で下値を切り上げました。主力の自動車向けアルミホイールが好調だった模様。PER・PBRも割安水準であり、監視を強めております。 可変抵抗器メーカーのコスモス電<6772>は、2月10日に好決算と併せて増配も発表しました。直近で昨年来高値を更新しており、75日線を下値に上昇トレンドを形成できるか監視中。 自動車や家電製品向け樹脂成形部品を手掛けるムトー精工<7927>は、2月10日の決算が好感されると窓を開け急動意しました。上方修正に加えて今期の年間配当を従来計画の19.5円から61.5円に大幅増額した事がサプライズとなり好感されております。 自動車照明大手の市光工業<7244>は、底値圏から切り返すと2月13日の決算発表を機に動意しました。23年12月期の業績予想が好感されたようで、昨年11月の水準まで株価が回復しております。このまま下値を切り上げて上昇トレンドに乗る可能性があるか注視していきたいですな。 医療機器をはじめ、自動車向けや半導体デバイス向けのセンサーを手掛けるSEMITEC<6626>は、2月13日の決算発表も堅調です。同月24日には1株を4株へ株式分割を発表しました。じわじわとチャート(日足)は切り上げておりますので、中長期的に監視です。 最後は石油・化学関連等のプラントを手掛ける高田工業所<1966>です。国策であるGX関連としても思惑があります。2月3日の決算発表も好調で、75日線から上放れするか監視中。PER・PBRも割安ですな。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
1966 東証スタンダード
1,719
4/26 15:00
+21(1.24%)
時価総額 12,413百万円
プラント工事中堅。製鉄・化学プラントの建設などを手掛け、ニッケル系合金やチタン、ジルコニウムなどの特殊溶接技術に定評。業務効率化によるコストダウンや生産性向上策が奏功し、24.3期3Q累計は各利益急伸。 記:2024/02/06
6626 東証スタンダード
1,743
4/26 15:00
-14(-0.8%)
時価総額 19,821百万円
温度センサ大手。自動車やOA機器、家電・住設向けなどを手掛ける。薄膜センサや赤外線センサも展開。日本は損益苦戦。24.3期3Qは北米が堅調。医療関連では血糖値測定器向け、カテーテル向け販売が増加。 記:2024/04/08
6772 東証スタンダード
3,930
4/26 15:00
+30(0.77%)
時価総額 6,213百万円
電子部品メーカー。産業用可変抵抗器に強み。角度センサなどの自動車用電装品も。新中計では27・3期に売上105億円、営業利益率10%が目標。配当はDOE3.5%目安。24.3期3Q累計は前年同期並の着地に。 記:2024/04/10
7244 東証プライム
526
4/26 15:00
±0(0%)
時価総額 50,650百万円
自動車ランプ国内大手。世界で初めて電動格納ドアミラーを開発。仏ヴァレオ傘下。自動車部品事業は収益伸長。新製品の立ち上げ効果等でアセアン子会社の売上が増加。増収効果などにより、23.12期通期は大幅増益。 記:2024/04/08
7551 東証スタンダード
657
4/26 15:00
+4(0.61%)
時価総額 10,590百万円
自動車用ホイールをメインに扱う自動車部品・用品商社。高級アルミホイールの生産も。小売、介護兼営。自動車関連卸売事業はアルミホイール、自動車用品等の売上が伸び悩む。24.3期3Q累計は物流事業が堅調。 記:2024/02/10
7927 東証スタンダード
1,864
4/26 15:00
-18(-0.96%)
時価総額 14,427百万円
車載部品やカメラ部品、電子部品、医療系部品を製造。金型・プラスチック成形品を軸に精密プレス部品も展開。ソニー向け樹脂部品や金型で実績。金型設計から組立までの一貫体制に強み。業容好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/27