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米国株見通し:下げ渋りか、国内消費の拡大に期待感
2023/2/28 14:07
FISCO
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*14:07JST 米国株見通し:下げ渋りか、国内消費の拡大に期待感 (13時40分現在) S&P500先物 3,991.50(+3.50) ナスダック100先物 12,106.00(+22.75) 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル高。米金利高は抑制され、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。 27日の主要3指数は反発。序盤に強含んだ後は徐々に上げ幅を縮小したが、72ドル高の32889ドルで取引を終えた。この日発表された耐久財受注は想定外に低調な内容となり、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化観測が一服。長期金利の低下を背景に前週売り込まれたハイテク関連への買戻しが強まり、相場を支えた。ただ、同時に製造業の景況感の悪化を受けメーカーなどが下げ、終盤は幅広い売りが指数を圧迫した。 本日は下げ渋りか。FRB当局者からタカ派的な見解が相次ぐなか、今晩の消費者信頼感指数が前回から改善すればインフレ抑止に向けた政策を後押しする材料として意識されやすい。金利高に振れれば、前日買われたハイテクが下げに転じる可能性もあろう。半面、国内の消費拡大が示されれば、小売りなど関連セクターが買われ、相場をサポートしよう。もっとも、明日のISM製造業景況感指数を見極めようと、製造業の買いは限定的とみる。 《TY》
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