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*13:54JST 米国株見通し：上げ渋りか、有力ハイテク企業の業績を見極め （14時40分現在） S&P500先物　　　　　　4,143.25（+11.00） ナスダック100先物　　12,527.50（+113.25） 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は60ドル安。米金利は下げ渋り、本日の米株式市場は強弱まちまちとなりそうだ。 1日の主要3指数は続伸。前日終値を小幅に下回って推移した後、終盤に買いが強まり、ダウは6ドル高の34092ドルと2日連続で上値を伸ばした。この日発表されたISM製造業景況感は低調だった一方、JOLT求人件数は堅調となり、金融政策への思惑が交錯。注目の連邦公開市場委員会（FOMC）では、想定通り利上げ幅を縮小。また、利上げは5月で休止するとの見通しにより長期金利は低下しハイテクを中心に幅広く買われた。 本日は上げ渋りか。パウエル連邦準備制度理事会（FRB)議長はFOMC後の記者会見でタカ派的な政策を弱めたと市場では受け止められ、発言内容を消化しつつ買いが先行しそうだ。同時に年内の利下げには否定的な見解を示しており、雇用情勢の改善が予想されるなか、FRBのハト派的なスタンスを期待した買いは抑制されよう。他方、今晩はアマゾンやアップル、アルファベットの決算発表が予定され、ハイテク関連が注目を集めるだろう。 《TY》