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*06:57JST NY債券：米長期債相場は弱含み、11月生産者物価指数は予想を上回る 9日の米国長期債相場は弱含み。この日発表された11月生産者物価指数は前年比+7.4％と上昇率は10月実績の8.1％を下回ったが、市場予想を上回っており、インフレが短期間で緩和するとの見方は後退したことが利回り上昇につながった。11月生産者物価コア指数は前年比+6.2％で市場予想を上回っている。イールドカーブの平坦化は一服した。 CMEのFedWatchによると、9日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50％となる確率は77％程度。2023年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00％以上となる確率は59％程度。10年債利回りは3.460％近辺まで弱含みとなったが、取引終了時点にかけて3.591％近辺まで上昇した。 イールドカーブは、スティープニング気配。2年−10年は-75.30bp近辺、2−30年は-76.80bp近辺で引けた。2年債利回りは4.34％(前日比：+3bp)、10年債利回りは3.59％（前日比+10bp)、30年債利回りは、3.57％(前日比：+13bp)で取引を終えた。 《MK》