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買い一巡後はこう着ながら8営業日ぶりに節目の27000円を回復【クロージング】

2022/10/5 16:04 FISCO
*16:04JST 買い一巡後はこう着ながら8営業日ぶりに節目の27000円を回復【クロージング】 5日の日経平均は3日続伸。128.32円高の27120.53円(出来高概算11億8000万株)と終値ベースでは9月22日以来、8営業日ぶりに節目の27000円を回復した。4日の米国市場ではNYダウが800ドルを超える上昇で節目の3万ドルを回復するなど自律反発の動きを強めるなか、日経平均は連日でマドを空けての上昇から27000円を回復して始まった。買い一巡後は、急ピッチの上昇に対する過熱感も警戒されるなか、寄り付き直後につけた27216.80円を高値にこう着感が強まり、前場終盤にかけて27030.55円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、27000円水準での底堅さが意識され、こう着ながらも27000円を上回っての推移を継続した。 東証プライム市場の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗した。セクターでは精密機器、繊維製品、非鉄金属、保険、機械など20業種が上昇。一方で、建設、パルプ紙、食料品、陸運など12業種が小安く、不動産は変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、ダイキン<6367>が堅調。半面、東エレク<8035>、キッコーマン<2801>、トレンド<4704>、コナミG<9766>が冴えなかった。 4日の米国市場では、スイス金融大手クレディ・スイス・グループが買い戻されたことから、デフォルトリスクへの警戒が和らいだほか、オーストラリア準備銀行の利上げ幅が予想を下回ったことが材料視された。さらに、8月のJOLT求人件数が予想以上に減少したことから、米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢が緩まるといった見方に向わせ、幅広い銘柄が買われた。 東京市場はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まったが、先物市場では25日線などが抵抗線として意識されるなか、次第に利食い優勢の流れとなった。グローベックスの米株先物はマイナス圏で推移していたほか、米国では9月のADP雇用統計、9月のISM非製造業景況指数の発表を控えていることも、いったんは利益確定に向かわせたようだ。とはいえ、下を売り込む流れにはならず、押し目買い意欲の強さが窺えるなか、後場の日経平均の値幅は90円程度にとどまっていた。 商いは細ったものの、27000円を上回って終えたことから、センチメントは改善傾向にあるだろう。米国市場でもNYダウの3万ドル回復で利食いは意識されそうだが、経済指標の結果を受けてFRBのタカ派姿勢が緩まるといった見方が高まるようだと、よりショートカバーの動きを強めやすく、日経平均についても27400円辺りに位置している25日、75日線突破を意識したトレンドが期待されよう。 《FA》
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1917年創業のしょうゆメーカー最大手。しょうゆ関連調味料やデルモンテ調味料の食品部門、豆乳飲料等の飲料部門、酒類部門などでも事業展開。海外売上高比率は7割超。海外のしょうゆ部門では新規市場開拓進める。 記:2024/09/01
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4704 東証プライム
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時価総額 1,156,101百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
6367 東証プライム
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時価総額 5,492,956百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
8035 東証プライム
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時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9766 東証プライム
14,865
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時価総額 2,133,128百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
50,730
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時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,874
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+288(3.35%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17