マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 5:49:21
14,946,442
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~テーマ株物色のなか、ゲーム株などにはリバウンド狙いの動きが向かいやすい~

2022/9/14 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~テーマ株物色のなか、ゲーム株などにはリバウンド狙いの動きが向かいやすい~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:テーマ株物色のなか、ゲーム株などにはリバウンド狙いの動きが向かいやすい ■三井ハイテク、2Q営業利益 115.7%増 128億円、通期上方修正 ■前場の注目材料:いすゞ、欧州で販売網再編、8カ国の顧客基盤統合 ■テーマ株物色のなか、ゲーム株などにはリバウンド狙いの動きが向かいやすい 14日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開が見込まれよう。13日の米国市場はNYダウが1276ドル安だった。8月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速への懸念から幅広く売られた。米連邦公開市場委員会(FOMC)では3会合連続で0.75%の利上げは織り込まれたが、一部で1.0%の利上げ観測も浮上したことから、短期筋の処分売りが強まったようだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比770円安の27630円。円相場は1ドル144円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップダウンでのスタートとなろう。NYダウは直近のリバウンド部分を帳消しにしており、センチメントを冷ます格好である。エヌビディアなど半導体株は大きく下落していることから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの重荷となるため、インデックスに絡んだ売りによって下へのバイアスが強まりやすいだろう。 ただし、昨日の日経平均は狭いレンジでのこう着であり、CPI発表を前に利益確定の動きも見られていた。いったんはポジションを圧縮する動きもあったとみられ、ギャップダウンで始まった後は次第に落ち着きを見せてくる可能性はありそうだ。日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ水準まで売られており、日経平均についても-1σが位置する27800円辺りが意識されそうであるが、まずは28000円水準での底堅さを見極めたいところである。 また、米国では午後に入り一段安となったが、「米政府は中国による台湾侵攻を阻止するため、対中制裁を検討する」との報道が伝わったことが嫌気されたと見られる。そのため、半導体関連へは警戒感が強まりやすく、日経平均からの重荷となりそうだ。物色の流れとしては個別に材料の出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄などに短期資金が向かいやすいだろう。インバウンド関連は直近の強い値動きによって利食いは出やすいだろうが、押し目狙いのスタンス。明日から東京ゲームショウが開催されることもあり、ゲーム株などにはリバウンド狙いの動きが向かいやすいだろう。 ■三井ハイテク、2Q営業利益 115.7%増 128億円、通期上方修正 三井ハイテク<6966>が発表した2023年1月期第2四半期業績は、営業利益が前年同期比115.7%増の128.64億円だった。あわせて通期業績予想の修正を発表し、営業利益を204億円から250億円に上方修正した。コンセンサス(230億円程度)を上回る。上期は需要の堅調な推移と為替相場の円安による効果から、前年同期比で増収増益。下期については、スマートフォンをはじめ一部需要の低下や自動車各社の挽回生産の遅れも予測され、通期想定をやや下回ると見ているが、為替相場の円安水準は継続すると想定し、当初の公表値を上回る見通し。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28614.63、+72.52) ・1ドル=144.50-60円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・いすゞ<7202>欧州で販売網再編、8カ国の顧客基盤統合 ・コマツ<6301>20トン級油圧ショベルを輸出、中国からブラジルに ・SUMCO<3436>シリコンウエハー需要予測を下方修正、半導体メモリー減速 ・三井物産<8031>カナダ社と合弁、鉱山用大型タイヤを再資源化 ・伊藤忠<8001>シンガポール社に追加出資、医療・ヘルスケアのDX推進 ・丸紅<8002>米・車ディーラーと提携、商用車リース・レンタル ・ホンダ<7267>2輪車の電動化加速、30年に350万台販売へ ・日野自<7205>中型トラック出荷再開、国交省が排出ガス性能確認 ・クラボウ<3106>三重で押出フィルム増産、太陽電池向け、来春に年1.3万トン体制 ・東レ<3402>印に水処理研究拠点、産学連携で技術開発強化 ・旭化成<3407>共創プログラム始動、参加企業募集、次世代サービス創出へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7月機械受注(船舶・電力除く)(前月比予想:-0.6%、6月:+0.9%) <海外> ・07:45 NZ・4-6月期経常収支(予想:-47.01億NZドル) 《ST》
関連銘柄 12件
3106 東証プライム
5,350
11/22 15:30
+20(0.38%)
時価総額 101,650百万円
1888年創業の大手繊維メーカー。衣料素材等の繊維事業、自動車内装材や断熱材等の化成品事業が柱。環境メカトロニクス事業、食品・サービス事業等も展開。半導体製造関連、機能フィルムなどの業容拡大に注力。 記:2024/10/11
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(1.42%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3407 東証プライム
1,091.5
11/22 15:30
+14.5(1.35%)
時価総額 1,521,477百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3436 東証プライム
1,253
11/22 15:30
+4.5(0.36%)
時価総額 438,769百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
6301 東証プライム
4,116
11/22 15:30
+67(1.65%)
時価総額 4,008,206百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6966 東証プライム
763
11/22 15:30
-7(-0.91%)
時価総額 150,566百万円
モーターコア製品等の製造・販売を行う電機部品が主力。リードフレーム、プレス用金型、平面研削盤等も手掛ける。福岡県北九州市に本社。車載用モーターコアで世界トップシェア。生産性向上、原価低減に取り組む。 記:2024/10/14
7202 東証プライム
1,999
11/22 15:30
+17.5(0.88%)
時価総額 1,500,995百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7205 東証プライム
408.5
11/22 15:30
+1.1(0.27%)
時価総額 234,716百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(1.26%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(-0.05%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,395.5
11/22 15:30
+6.5(0.27%)
時価総額 4,015,766百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
3,305
11/22 15:30
+35(1.07%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04