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自律反発狙いの買いが優勢に【クロージング】

2022/8/30 15:55 FISCO
*15:55JST 自律反発狙いの買いが優勢に【クロージング】 30日の日経平均は反発。316.62円高の28195.58円(出来高概算9億9000万株)で取引を終えた。前日の急落の反動から幅広い銘柄に自律反発を狙った買いが先行して始まった。円安傾向を背景に輸出関連株がしっかりだったほか、時間外取引での米国株価指数先物が小幅ながらプラス圏で推移しており、今夜の米国株の反発期待も投資マインドの改善に寄与したもようで、日経平均は後場中盤にかけて28233.80円まで上げ幅を広げた。積極的に買い上がる雰囲気はなく、自律反発の域は脱せないものの、押し目買い意欲は旺盛で28200円前後と日中の高値圏で推移していた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが上昇し、鉱業、石油石炭、陸運、卸売、情報通信などの上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、ファナック<6954>が堅調だった半面、7&iHD<3382>、クレセゾン<8253>、大塚HD<4578>、ヤマハ<7951>、東建物<8804>が軟化した。 週明けの米国市場は、インフレ抑制のため、金融引き締め政策が長期化するとの観測が重荷となり主要株価指数は続落した。ただし、東京市場は前日の急落である程度織り込んだため、自律反発狙いの買いが先行して始まり、日経平均は28000円を回復して始まった。また、東京都の前日の新型コロナウイルスの新規感染者が約1カ月半ぶりに1万人を下回ったため、経済活動の再開促進への期待感や水際対策の緩和もあり、陸運株や旅行関連株などリオープン銘柄の一角が買われた。その他、三菱重<7011>、IHI<7013>などの原発関連もしっかり。 日経平均は概ね25日線水準までの戻りを見せたことから、自律反発としては一巡感が意識されやすく、5日、25日線を明確に上放れてこないと、押し目狙いの買いは強まらないだろう。反対に戻り待ち狙いの売り仕掛けの動きが意識されやすい。インフレに苦しむ米欧の金融当局が積極的に大幅な利上げを実施し、景気後退リスクが一段と高まれば、欧米株式市場は楽観できない状況が続き、日本株にも多大な影響を及ぼしかねないのも事実といえる。目先は9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅を探るうえでも重要な雇用統計の発表を控えていることもあり、自律反発の域を抜けるのには今しばらく時間がかかりそうだ。 《FA》
関連銘柄 12件
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11/26 15:30
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時価総額 6,649,431百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4568 東証プライム
4,550
11/26 15:30
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時価総額 8,859,005百万円
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6954 東証プライム
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7011 東証プライム
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7013 東証プライム
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時価総額 1,223,209百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7951 東証プライム
1,100
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+2(0.18%)
時価総額 597,300百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
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-485(-2.1%)
時価総額 10,682,487百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8253 東証プライム
3,677
11/26 15:30
+80(2.22%)
時価総額 681,881百万円
流通系で国内最大のクレジットカード会社。そごう・西武、パルコ等と強い提携関係。信用保証や不動産ビジネスも。ファイナンス事業は堅調。インドなど海外事業拡大へ。新中計では事業利益を27年3月期1000億円へ。 記:2024/08/17
8804 東証プライム
2,670
11/26 15:30
-0.5(-0.02%)
時価総額 558,479百万円
1896年創業の総合不動産デベロッパー。旧安田財閥系。東京・八重洲、日本橋周辺が最重点エリア。マンションはBrilliaブランドで展開。配当性向30%以上目安。保有オフィスビルは40棟超。稼働率は高水準。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,926
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-36(-0.73%)
時価総額 10,797,033百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,844
11/26 15:30
-30(-0.34%)
時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17