マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 17:55:41
15,173,778
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米ハイテク株安を映して売り先行も、押し目買いが入り下げ渋る【クロージング】

2022/8/22 16:11 FISCO
*16:11JST 米ハイテク株安を映して売り先行も、押し目買いが入り下げ渋る【クロージング】 22日の日経平均は3営業日続落。135.83円安の28794.50円(出来高概算9億2000万株)で取引を終えた。前週末の米国市場で、長期金利上昇を受けてグロース株中心に売られた流れを引き継ぎ、半導体関連などを中心に売りが先行し、日経平均は取引開始直後に28586.36円まで下げ幅を広げた。ただし、中国人民銀行(中央銀行)が事実上の政策金利に当たる最優遇貸出金利(LPR)を引き下げたことで、新型コロナウイルス感染再拡大で悪化した中国景気の減速に対する懸念が和らいだほか、1ドル=137円台へと進んだ円安も支援要因となり、売り一巡後は28800円前後で推移していた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が950を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、鉱業、石油石炭、医薬品など15業種が上昇。一方、電気機器、非鉄金属、証券商品先物、サービスなど17業種が下落し、鉄鋼が変わらず。指数インパクトの大きいところでは、第一三共<4568>、KDDI<9433>、7&iHD<3382>、アステラス薬<4503>、塩野義<4507>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>が軟調だった。 前週末の米国市場は、米長期金利が一時2.99%へと上伸したことが嫌気され、主要な株価指数はそろって下落。なかでも、SOX指数が2.78%安、ナスダック指数は2%安と弱さが目立った。これを受け、東京市場でも値がさハイテク株を中心に売りが先行、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。また、市況安を受けて郵船<9101>などの海運大手が下落したほか、エンジン不正の広がりが報じられた日野自<7205>は年初来安値を更新した。一方、「ハウステンボス」の売却について、アジア系ファンドに売却することで最終調整に入ったと伝わったH.I.S.<9603>が続伸したほか、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏による株買いへの思惑から石油資源関連にも投資資金がシフトした。 日経平均は続落したものの、プライム市場で年初来高値を更新した銘柄は50を超えるなど投資家心理が大きく悪化しているわけではない。ただ、新規の手掛かり材料に欠け、全般は模様眺めムードの強い展開だった。また、明日には8月の米欧の製造業およびサービス業の購買担当者景気指数(PMI)の発表が控えており、景気動向を確認したいとの思惑もあったと見られる。市場は新たなきっかけ材料待ちの状態で、個別材料株物色が中心となりそうだ。 《FA》
関連銘柄 13件
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(0.02%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4503 東証プライム
1,562
11/22 15:30
-10(-0.64%)
時価総額 2,826,694百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(1.72%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(-1.07%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(-0.49%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(-0.35%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(0.32%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7205 東証プライム
408.5
11/22 15:30
+1.1(0.27%)
時価総額 234,716百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9101 東証プライム
4,975
11/22 15:30
-62(-1.23%)
時価総額 2,293,475百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(0.7%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9603 東証プライム
1,838
11/22 15:30
-3(-0.16%)
時価総額 146,785百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25