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ハイテク関連株中心に買われ一時28000円回復【クロージング】

2022/8/4 16:37 FISCO
*16:37JST ハイテク関連株中心に買われ一時28000円回復【クロージング】 4日の日経平均は続伸。190.30円高の27932.20円(出来高概算12億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で7月のISM非製造業景況感が予想に反して上振れしたことや米連邦準備制度理事会(FRB)要人による発言を受けて長期金利が低下し、グロース株中心に買われた流れを引き継ぎ、東京市場においても半導体関連株などを中心に買いが先行。前場中盤にかけて、一時28005.59円まで上げ幅を広げた。ただ。週末に予定される米雇用統計を前に積極的に買い上がる雰囲気にはならず、買い一巡後は27900円台での高値もち合いが継続した。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、海運、非鉄金属、医薬品、サービス、ガラス土石など15業種が上昇。一方、鉱業、石油石炭、保険、水産農林、その他金融など18業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、第一三共<4568>が堅調だった半面、トヨタ<7203>、太陽誘電<6976>、コナミG<9766>、オリックス<8591>が軟化した 前日の米国市場は、主要3株価指数がそろって上昇。東京市場もリスク選好ムードが広がり、日経平均の上げ幅は一時250円を超えた。ただ、その後はトヨタの決算発表を前に様子見ムードが広がった。午後に発表されたトヨタの決算では通期業績を上方修正したものの、コンセンサスに届かず、大きく売られた。もっとも、TOPIXに影響したものの日経平均へのインパクトは限られた。 ペロシ米下院議長の訪台により米中関係の悪化が警戒されたが、台湾訪問を終えたことで、過度な警戒感が後退し、買い戻しの動きが活発化したとみる投資家が多い。また、本格化している国内企業の決算は、概ねまずまずの内容となっているが、好決算銘柄を個別に物色する動きにとどまっており、日替わり的な動きになりやすい。このため、相場全体の上昇には米国のインフレ沈静化や利上げペースの鈍化などの材料が不可欠だろう。5日発表の米雇用統計とそれを受けた米国市場の動向には注意が必要だ。 《FA》
関連銘柄 9件
4568 東証プライム
4,550
11/26 15:30
-56(-1.22%)
時価総額 8,859,005百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
8,834
11/26 15:30
-398(-4.31%)
時価総額 6,768,090百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6976 東証プライム
2,149
11/26 15:30
-60(-2.72%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(-1%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
22,650
11/26 15:30
-485(-2.1%)
時価総額 10,682,487百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8591 東証プライム
3,313
11/26 15:30
-18(-0.54%)
時価総額 4,025,166百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07
9766 東証プライム
14,660
11/26 15:30
-205(-1.38%)
時価総額 2,103,710百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(1.42%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,844
11/26 15:30
-30(-0.34%)
時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17