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注目銘柄ダイジェスト(前場):リソー教育、ローツェ、Kudanなど

2022/7/12 12:04 FISCO
*12:04JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):リソー教育、ローツェ、Kudanなど コスモス薬品<3349>:13920円(+660円) 大幅続伸。前日に22年5月期の決算を発表、営業利益は298億円で前期比10.1%減となり、従来予想の332億円を下回る着地。ただ、市場予想に対しほぼインラインとなっている。23年5月期は300億円で同0.7%増の見通しで、市場コンセンサスは15億円ほど下振れだが、会社計画は横ばいを示す傾向にあるため、特にネガティブ視はされていないもよう。業績懸念は強かっただけに、決算通過が目先のあく抜け感へとつながっている。 東京個別<4745>:583円(-33円) 大幅反落。前日に発表の第1四半期決算がネガティブ視されている。営業損益は8.3億円の赤字で前年同期比2億円の損益悪化となった。通期計画は26.3億円で前期比9.8%増と増益を想定しており、想定以上に低調なスタートと受けとめられる形に。期中平均在籍生徒数は前年をやや上回る水準となったが、学年構成比の変化や新規入会者数の減少などにより売上高が減収となり、減価償却費や広告宣伝費の増加も重しとなったようだ。 スタジオアリス<2305>:2267円(-111円) 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は4.4億円で前年同期比55.4%減益、通期計画は66億円で前期比9.7%増であり、想定よりも低調なスタートと受けとめられている。主力の写真事業の売上減少が響いたとみられる。また、同時に発表した6月の月次売上高は前年同月比9.1%減と2カ月ぶりのマイナスに転じており、客数の伸び悩みが継続とも意識されている。 リソー教育<4714>:294円(-30円) 大幅反落で安値更新。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は3.5億円の赤字で前年同期比1.5億円の損益悪化となった。据え置きの通期計画は36.1億円、前期比19.1%増であり、想定以上の伸び悩みとの見方が優勢のようだ。新校開校、リニューアル、新事業への設備投資など先行投資負担に加え、人件費、採用広告費の増加、職域接種の費用計上などが利益減少要因となっているもよう。 ローツェ<6323>:7920円(-710円) 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は50.3億円、前年同期比76.6%増益となっている。半導体関連装置の受注及び販売が好調に推移し大幅増益決算となったが、上半期計画119億円、同77.6%増との比較では大きなサプライズは乏しく、前四半期比でも横ばいの水準にとどまっている。大手半導体製造装置関連株のさえない動きが続くなか、好決算発表が出尽くし感にもつながる状況となっているようだ。 ラクオリア創薬<4579>:777円(+27円) 大幅に6日続伸。連結子会社のテムリック(東京都新宿区)が見出したタミバロテン(レチノイン酸受容体作動薬)によるがん幹細胞の増殖抑制剤の用途特許で欧州特許庁から特許査定の連絡を受けたと発表している。テムリックと産業技術総合研究所の共同出願によるもの。タミバロテンは、急性骨髄性白血病、膵がん、乳がん、前立腺がんで抗腫瘍剤との併用により、がん幹細胞を含むがん細胞に対して効果を示すことが確認されているという。 Kudan<4425>:2167円(+115円) 大幅に反発。中国で自動運転ソリューションを開発するビジネスパートナーのWhale Dynamicが、Kudan 3D-Lidar SLAM技術を統合した自律走行型配送車と関連するHDマップ作成用ツールセット製品の提供を開始したと発表している。Kudan SLAM技術は、正確なHDマップの作成と運行中の配送車の正確な位置情報の把握を可能にしているという。同製品は、中国の主要都市でのプロジェクトを既に受注している。 カイオム<4583>:178円(+6円) 大幅に反発。ロート製薬<4527>とカイオム・バイオサイエンスの抗体作製技術ADLibシステムを用いて治療用抗体を作製する委受託契約を締結したと発表している。ロート製薬が治療標的とする抗原に対する抗体の取得や取得した抗体の親和性向上に伴い、対価を受領する。また、取得抗体についてロート製薬が商業化や開発段階に移行することを決定した場合、オプション権が行使されて実施許諾契約を締結することになるという。 《ST》
関連銘柄 9件
2305 東証プライム
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こども写真館を全国展開。こども写真業界で国内トップ。店舗数は440店舗超。七五三撮影がある3Qが繁忙期。衣装製造卸売事業も手掛ける。写真事業では成人式撮影・振袖レンタルサービス「ふりホ」の予約獲得に注力。 記:2024/08/02
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九州地盤のドラッグストア大手。小商圏型メガドラッグストアを展開。ローコスト経営で実現の価格競争力に強み。店舗数は1450店舗超。新規出店は自社競合を厭わず。新商勢圏の関東や中部、関西への出店拡大を図る。 記:2024/06/03
4425 東証グロース
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人工知覚アルゴリズムの研究開発及びライセンス提供を行う。自己位置推定、環境地図作成を同時に行うSLAM技術を独自開発。製品関連売上の拡大図る。フィンランド天然資源研究所に独自の人工知覚技術を提供。 記:2024/07/08
4527 東証プライム
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11/22 15:30
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4579 東証グロース
462
11/22 15:30
-4(-0.86%)
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180
11/22 15:30
+30(20%)
時価総額 9,475百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
4714 東証プライム
291
11/22 15:30
-1(-0.34%)
時価総額 49,996百万円
首都圏中心に個別学習塾「TOMAS」を展開。家庭教師派遣教育の「名門会」、幼児教育の「伸芽会」等も。TOB成立でヒューリック傘下に。リソー教育オンラインストアを開設。27.2期売上高382億円目標。 記:2024/06/09
4745 東証スタンダード
396
11/22 15:30
-2(-0.5%)
時価総額 21,499百万円
首都圏中心に個別指導塾「東京個別指導学院」等を展開。科学教室や文章表現教室も。ベネッセグループ。完全オーダーメイドの個別指導が強み。生徒数は底打ち傾向。設備費用などが重し。中学受験にも注力へ。 記:2024/10/02
6323 東証プライム
1,775.5
11/22 15:30
+14.5(0.82%)
時価総額 313,198百万円
世界シェアトップクラスの半導体ウエハ搬送装置メーカー。広島県福山市に本社。サムスングループなどが主要取引先。細胞培養装置等の製造・販売も。半導体・FPD関連装置事業では生産システムの強化等に取り組む。 記:2024/08/09