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日経VI:小幅に低下、昼前後に警戒感が強まる場面も

2022/7/8 16:00 FISCO
*16:00JST 日経VI:小幅に低下、昼前後に警戒感が強まる場面も 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比-0.02(低下「率0.09%)の22.41と小幅に低下した。なお、高値は23.82、安値は21.45。堅調だった昨日の米株式相場を受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。午前の時間帯は株価が堅調で、日経VIは昨日の水準を下回って推移したが、昼前に、安倍元首相が銃撃されたと伝えられると、日経225先物が一時下げに転じ、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは上昇に転じた。その後、日経225先物がプラス圏で動きとなったことから、市場では警戒感が過度に広がることはなく、日経VIは次第に上昇幅を縮める動きとなった。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《FA》