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*16:00JST 日経VI：上昇、取引終了にかけて警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は15日、前日比＋0.27（上昇率1.04％）の26.31と上昇した。なお、高値は26.60、安値は25.48。昨日の米株式市場でダウ平均が5日続落となったが、それを受けた今日の東京株式市場は取引開始時点では売り買いが交錯。日経225先物の下落幅が限定的だったことから、やや安心感が先行し、日経VIは低下して始まった。取引開始後は株価はやや売りに押される展開となり、また、日本時間の明日未明にFOMCの結果発表、パウエルFRB議長の記者会見が予定されていることから、取引終了にかけて警戒感が広がり、日経VIは上昇に転じて本日を終えた。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《FA》