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底堅い値動きながらエヌビディア急落の影響が指数の重荷に【クロージング】

2022/5/26 15:58 FISCO
*15:58JST 底堅い値動きながらエヌビディア急落の影響が指数の重荷に【クロージング】 26日の日経平均は小幅続落。72.96円安の26604.84円(出来高概算10億8000万株)で取引を終えた。前日の米国株の上昇を背景にグロース株を中心に買い先行で始まり、取引開始直後に一時26898.75円まで買われた。また、「政府は6月にも外国人観光客の新規受け入れを再開する」と伝わったことで、経済活動再開への期待感も支援要因となり、空運や陸運など内需関連株にも資金シフトが見られた。ただ、円相場が1ドル=127円台と円安傾向が一服しているほか、米国市場の取引終了後に決算を発表したエヌビディアは予想を下回ったことが嫌気され時間外取引で急落。東エレク<8035>など国内半導体関連株に悪影響を及ぼした。時間外取引での米株先物も軟調に推移していたことから、次第に買い見送りムードが強まり、26600円前後でのもみ合いが続いた。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占めた。セクターでは空運、陸運、輸送用機器、ゴム製品、不動産など23業種が上昇。一方、非鉄金属、電気機器、精密機器、石油石炭、水産農林など10業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、トヨタ<7203>、アステラス薬<4503>が堅調だった半面、東エレク、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、信越化<4063>、エムスリー<2413>が軟化した。 注目された5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期にタカ派化する公算は小さいことが示唆された。これを受けて、前日の米国市場は景気後退への懸念が和らぎ、買い戻しの動きが先行、主要3株価指数は上昇した。投資マインドの改善を受けて、東京市場も買い先行スタート。ただし、米国市場ではエヌビディアの急落によって他の半導体株への下落が不安視されるなか、東エレクなど半導体株が指数の重荷だった。また、中国の李克強首相が、「中国の経済統計は著しく悪化。厳しさは幾つかの側面において、またある程度において、パンデミックの打撃を受けた2020年よりも深刻だ」と述べたことも中国景気への懸念も拭えず、次第に買い見送り色が広がった。 米国では今夜、ブレイナードFRB副議長の講演が予定されており、9月以降の利上げのペースについて示唆があるのかどうか注目をされている。ドル売りを通じてリスク回避の動きが株式市場に波及する可能性もあるだけに、講演内容とそれを受けた米国金融市場の動きが重要になってこよう。 《FA》
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2413 東証プライム
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時価総額 995,856百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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時価総額 2,835,742百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
6857 東証プライム
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-328(-3.71%)
時価総額 6,516,795百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
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-205(-4.91%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,571
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時価総額 40,608,912百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
22,240
11/27 15:30
-410(-1.81%)
時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,915
11/27 15:30
-11(-0.22%)
時価総額 10,772,923百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
51,190
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時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,981
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+137(1.55%)
時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17