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日経平均VIは低下、落ち着いた株価推移で警戒感は緩和

2022/5/11 13:50 FISCO
*13:50JST 日経平均VIは低下、落ち着いた株価推移で警戒感は緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.67(低下率2.26%)の29.04と低下している。なお、今日ここまでの高値は30.31、安値は28.57。 昨日の米株式市場で主要指数がまちまちの動きとなったこともあり、今日の東京株式市場は相場の方向感が定まりにくくなっている。こうした中、市場では日本時間の今晩発表の4月の米消費者物価指数(CPI)と、明晩発表の4月の米卸売物価指数(PPI)への関心が高く、結果を確認したいとして模様眺めムードがやや強くなっているものの、株価は落ち着いた動きで、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは次第に緩和し、日経VIは午前の中頃からは昨日の水準を下回って推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 《FA》