マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,225.66
+322.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/3 14:18:53
9,124,422
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・有限亭玉介:グロース株物色の裏で業績好調な割安株に注目【FISCOソーシャルレポーター】

2022/4/16 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:グロース株物色の裏で業績好調な割安株に注目【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2022年4月11日14時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 米国の利上げに関するニュースが出ると、グロース株がすぐに売られてしまう傾向はあります。継続的に株価が下がり続ける事はあまり歓迎できませんが、ショック後に短期間で反発の見通しが立つのであれば安値で仕込んでおきたいと思うのが投資家の性ですな。ただ、底を見極めるのも容易ではありませんねぇ。 日経平均も3月末の決算期を過ぎて、ムードが変わった様子に見えます。先行きが不安定な相場では、業績好調な割安株にフォーカスしていきたいところです。ウクライナ情勢や中国景気の後退など外部環境が読みにくい事に加えて、5月には米FOMCも控えている事を考えると機関投資家の売買ペースが落ち込んでくるのでは…との見方も出ています。 投資家が期待するようなニュースも無く、日本国内では3回のワクチン接種者または陰性証明ができる人を対象とした「イベントワクワク割」が5月に開始される予定です。これを機に国内景気のムードが少しでも上向きになって欲しいもんですな。 ボラティリティが大きい相場ですと、リスクを嫌って手をこまねいてしまいますなぁ。それでも投資家としては目先の利益ではなく、中長期的に利益を上げる為に業績好調の銘柄が安値だと判断したら勇気を持ってエントリーしたいところです。 水晶関連専業で世界大手である日本電波工業<6779>は、車載向けの商品などが好調で競争力の高さには定評があります。3月上旬で底を打って切り返すと、じわじわと下値を切り上げている模様です。PERは依然として割安水準であり、5月13日の決算発表前後での値動きがどうなるか注視しております。 3月10日に上方修正を発表したアバールデータ<6918>は、半導体関連や自社製品・画像処理モジュールが堅調に推移しました。いちよし経済研究所が同社のレーティングを「A」、目標株価を6000円とした事も好感されています。PBRも割安で、決算発表は5月16日です。 ゴム薬品を中心に化学工業分野を幅広く手掛ける川口化学工業<4361>は、4月4日の決算発表後に窓を開けて動意しました。底値圏から75日移動平均線を上抜いたチャート(日足)は、上放れしてトレンド転換となるか監視中。 ステンレス鋼線の販売が好調の日本精線<5659>は、3月30日に上方修正および増配を発表するほど業績好調です。直近で75日線が上値抵抗となっているようですが、4月27日の決算発表前後で値動きはどうなるか。PER・PBRともに割安水準で、22年3月期は4期ぶりの過去最高益予想となっています。 藤倉コンポジット<5121>もPER・PBRが割安水準となっています。2月9日の決算発表は好調で、5月13日の決算発表がどうなるか監視中です。需要拡大しているゴルフシャフトだけでなく、半導体関連や自動車部材関連としても注目したいところ。 最後は2月14日の決算発表と併せて上方修正を発表すると、22年3月期が2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった日本伸銅<5753>です。銅相場の値上がりや円安がどのように影響するのか、5月の決算発表まで監視を強めております。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
4361 東証スタンダード
1,406
5/2 13:15
-9(-0.64%)
時価総額 1,715百万円
ゴム用薬品を手掛ける化学メーカー。有機ゴム薬品を中心に、合成樹脂添加剤、医薬・農薬・染料・顔料中間原料等を展開。需要回復等で界面活性剤中間体は売上増。23.11期通期は2桁増益。24.11期は増収計画。 記:2024/02/02
5121 東証プライム
1,450
5/2 15:00
+3(0.21%)
時価総額 33,997百万円
ゴム資材メーカー。産業用資材とゴム引布の大手メーカー。ゴルフシャフトやアウトドアスポーツ用品も手掛ける。今期3Q累計は引布加工品が堅調も、住宅設備関連や制御機器等の産業用資材、スポーツ用品が足踏み。 記:2024/04/16
5659 東証プライム
1,258
5/2 15:00
+23(1.86%)
時価総額 39,331百万円
鋼線メーカー。パラジウム合金圧延箔を使った水素分離膜モジュールを開発し、ステンレス鋼線や金属繊維などを展開。ナスロンフィルターは売上足踏み。24.3期3Q累計はスクリーン印刷向け極細線の受注が堅調。 記:2024/02/10
5753 東証スタンダード
2,025
5/2 12:58
+8(0.4%)
時価総額 4,799百万円
CKサンエツ傘下の伸銅品メーカー。国内首位の黄銅棒・黄銅線に強み。24.3期3Q累計は伸銅品の需要低迷を受けて生産調整を実施。原材料転売益も後退。販管費増も利益の重石に。営業外にデリバティブ評価損を計上。 記:2024/04/11
6779 東証プライム
1,260
5/2 15:00
-4(-0.32%)
時価総額 29,143百万円
大手水晶デバイスメーカー。水晶振動子や発振器の水晶デバイスに加え、応用機器や人工水晶、水晶フィルタ等を提供。車載向けが主力。今期3Q累計は移動体通信向けが堅調も、車載向けにUAWのストライキが影響した。 記:2024/02/08
6918 東証スタンダード
5,330
5/2 15:00
+20(0.38%)
時価総額 39,538百万円
産業用電子機器メーカー。半導体製造装置関連の受託製品、画像処理モジュールなどの自社製品を展開。設計・開発・製造までの一貫体制を構築し、高性能画像入力ボードや光通信ボードに定評。24.3期3Q累計は純増益。 記:2024/02/23