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個人投資家・有限亭玉介:不動産関連株の底強い展開に期待【FISCOソーシャルレポーター】

2022/4/2 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:不動産関連株の底強い展開に期待【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2022年3月28日12時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 不動産経済研究所によると、2021年の首都圏新築マンションの平均価格は6260万円(前年比2.9%増)となり、なんとバブル期の1990年を超えて過去最高を更新したとの事です。まさかバブル期を更新するなんて信じられませんねぇ。コロナ禍の昨年9月に日経平均が31年ぶりの高値となりましたが、バブル期に記録した史上最高の38957円(1989年12月29日)を超える日がいつか来て欲しいものですなぁ。 世界的なインフレで不動産銘柄が物色される理由としては、資金の借り入れがしやすく家賃収入が上がりやすい点が挙げられます。それに加えて、コロナ禍での金融緩和も追い風となっているでしょう。不動産だけでなく金などの現物資産も買われており、ウクライナ情勢を受けてリスクオフのムードが広がっております。 不動産業界の業績拡大を受けて、建設業界にも短期資金が流入しているようです。確かに不動産業界の好業績が散見されますが、リスクオフによるバリュー株の物色が進んだ事で不動産・建設業界が一時的な資産の逃避先になっているとの見方もあります。まん延防止措置が解除されて、値下がりしている好物件を狙う人も 不動産業界のバブルは中長期的に続くのか注視する必要があります。コロナ禍で郊外嗜好が高まったとは言え、東京は不動の地位を確立しているようですねぇ。長年デフレであった日本は、世界的なインフレの潮流を受けてついにインフレへと突入するのでしょうか。さて、今回は活況な不動産関連銘柄をチェックして参ります。 首都圏で分譲住宅や注文住宅、リフォームなどを展開するケイアイスター不動産<3465>は、2月28日に配当修正を発表すると年間配当を245円から265円としました。チャート(日足)は底を打って切り返すと25日移動平均線を上抜いております。PERも割安水準です。 不動産コンサルティングを手掛ける霞ヶ関キャピタル<3498>は、今年に入り底値圏での推移となっていましたが、上放れしてきた模様です。4月14日の決算発表前後でチャートがどうなるか監視を強めております。 22年12月期も2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったLAホールディングス<2986>は、中古マンションのリノベーション需要を取り込んでいるようです。低PERに加え、権利確定日以降も高値圏となる底堅い推移となっております。 中高級価格帯システムキッチン「STEDIA(ステディア)」を主力とするクリナップ<7955>も好業績となっている模様です。3Q時点で通期計画の進捗率が123.9%とすでに上回り、低PER・PBRとなっています。 不動産サブリースを展開するエリアリンク<8914>は、同社のトランクルームブランドである「ハローストレージ」が上場以来の最高値を記録するなど好調です。直近のチャート(日足)は75日線を上抜ければ強気のトレンドに転換するか監視中。 最後はウレタン断熱材「アクアフォーム」の施工・販売を手掛ける日本アクア<1429>です。ウクライナ情勢や東北地震による発電所の故障を受けて、省エネ関連銘柄やクリーンエネルギー関連が物色された面もありますが、政府が新築住宅に対して断熱材の活用などの省エネルギー基準を満たすよう促すなど、国策としての思惑もあります。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
1429 東証プライム
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時価総額 28,642百万円
建築断熱用硬質ウレタンフォームの販売・施工等を行う。現場発泡断熱材で国内トップシェア。ヤマダHD傘下のヒノキヤグループが親会社。清水建設などが主要取引先。ウレタン原料など商品販売の強化等に取り組む。 記:2024/08/09
2986 東証グロース
4,600
10/31 15:00
+20(0.44%)
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新築不動産販売事業等を手掛ける「ラ・アトレ」、再生不動産販売事業等を手掛ける「ラ・アトレレジデンシャル」などを傘下に収める持株会社。配当性向30%以上目標。新築不動産販売はエリア拡大などに取り組む。 記:2024/08/02
3465 東証プライム
3,900
10/31 15:00
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時価総額 61,854百万円
分譲住宅事業が主力の不動産会社。埼玉県本庄市に本社。注文住宅事業や投資用アパート事業、海外事業等も。スケールメリットやデザイン面が強み。分譲住宅のシェア拡大が成長戦略の軸。新規エリアの進出などを図る。 記:2024/06/24
3498 東証プライム
14,850
10/31 15:00
-220(-1.46%)
時価総額 146,421百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を展開。海外事業はドバイに注力。積極採用で組織体制を強化。稼働中のホテル客室数は540室超。熱海市でホテル開発用地を取得。 記:2024/05/08
7955 東証プライム
723
10/31 15:00
+5(0.7%)
時価総額 27,071百万円
住宅設備機器メーカー。システムキッチンやシステムバスルーム、洗面化粧台など住宅設備機器の製造・販売を行う。国内で初めてシステムキッチンを開発。中期経営計画では27.3期売上高1450億円以上目指す。 記:2024/06/25
8914 東証スタンダード
1,831
10/31 15:00
+54(3.04%)
時価総額 47,390百万円
トランクルーム「ハローストレージ」の運用等を行うストレージ事業が主力。土地権利整備事業、アセット事業等も展開。ハローストレージの稼働率は高水準維持。総室数は10万室超。値引き率の抑制等に取り組む。 記:2024/10/07