マーケット
11/5 15:15
38,474.90
+421.23
41,794.60
-257.59
暗号資産
FISCO BTC Index
11/5 16:47:50
10,472,493
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

一時500円超の下落も引け間際に買い戻され、配当落ち考慮で実質は小幅に続伸【クロージング】

2022/3/30 16:01 FISCO
*16:01JST 一時500円超の下落も引け間際に買い戻され、配当落ち考慮で実質は小幅に続伸【クロージング】 30日の日経平均は反落。225.17円安の28027.25円(出来高概算14億株)で取引を終えた。ただ、配当落ち分(約240円)を考慮すると、実質は小幅に続伸した格好である。ロシアとウクライナの停戦協議の進展期待から前日の米国市場は上昇した動きを受けて、買い優勢スタートとなった。ただし、為替市場で円相場がやや円高方向に振れたことから、輸出関連株中心に利食い売りが出たほか、3月期末の配当落ち日とあって、高配当利回り銘柄にも売りが膨らみ、後場中盤にかけて一時27736.27円まで下げ幅を広げる場面もあった。ただし、配当再投資を狙った動きから大引け間際には先物主導で下落幅を縮めた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400に迫り、全体の6割超を占めた。セクターでは、空運とゴム製品を除く31業種が下落し、海運、鉄鋼、石油石炭、鉱業、その他製品など高配当銘柄が多いセクターを中心に配当落ちの影響が目立った。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、資生堂<4911>、NTTデータ<9613>がしっかりだった半面、KDDI<9433>、東エレク<8035>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>が軟調だった。 朝方の東京市場は買いが優勢だった。ただし、短期的な過熱感が拭えていないと指摘する向きが多かったほか、配当落ち日を迎え素直に配当分の調整が見られたことで、売り買いが交錯する格好だった。また、前日に海外市場で一時1ドル=125円まで進んだ円安も121円台後半まで円高修正されるなど、不安定な値動きとなっていることも加わり、輸出採算の悪化を警戒して半導体や電子部品関連といった銘柄には利食いの動きも見られた。 ウクライナ情勢に対する不透明感は幾分緩和しているものの、積極的な買いにはつながっていない状況だ。また、米国では短期債が長期債の利回りを逆転し、景気後退シグナルが点灯するなど、先行き不透明感は拭えていない。さらに、4月下旬からは主要企業の2022年3月期の本決算の発表が始まる。足元の商品市況の上昇や円安を背景に23年3月期業績にどの程度影響が出てくるのか確認したいとの見方も多く、業績に対する安心感が出て来なければ上値追いは難しそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
4911 東証プライム
3,200
11/5 15:30
+42(1.33%)
時価総額 1,280,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
8,793
11/5 15:30
-348(-3.81%)
時価総額 14,912,576百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,760
11/5 15:30
+360(1.96%)
時価総額 5,498,819百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
8,899
11/5 15:30
+154(1.76%)
時価総額 6,817,889百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7203 東証プライム
2,639
11/5 15:30
+23.5(0.9%)
時価総額 43,055,251百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,656
11/5 15:30
-307(-3.86%)
時価総額 9,942,771百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,930
11/5 15:30
+445(1.98%)
時価総額 10,814,545百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,792
11/5 15:30
+32(0.67%)
時価総額 10,503,326百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9613 東証プライム
2,310
11/5 15:30
-0.5(-0.02%)
時価総額 3,239,775百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9984 東証プライム
8,946
11/5 15:30
-18(-0.2%)
時価総額 15,413,546百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17