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米国株高を好感した買いや権利取りを狙った物色などが優勢に【クロージング】

2022/3/18 15:55 FISCO
*15:55JST 米国株高を好感した買いや権利取りを狙った物色などが優勢に【クロージング】 18日の日経平均は5日続伸。174.54円高の26827.43円(出来高概算18億株)で取引を終えた。前日までの4日間で1500円近く急騰したため、急ピッチの上昇に対する過熱警戒から目先の利益を確保する動きから反落スタートとなった。ただし、前日の米国株高を背景に売りは続かず、次第にリスク選好機運が広がった。また、午後に入ると、3月期末を前に権利取りの動きが加わり、高値圏での推移が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が1200を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では非鉄金属、不動産、保険、海運、情報通信など26業種が上昇。一方、輸送用機器、空運、水産農林、証券商品先物、小売など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>がしっかりだった半面、ファナック<6954>、デンソー<6902>、電通グループ<4324>、TDK<6762>、豊田通商<8015>が軟化した。 前日の米国市場は、パウエル議長の景気後退確率は低いとの発言によるリスクオンの流れが続いたうえ、懸念されていたロシア国債の利払いが予定通り実施されたと伝わったことも支援材料になり、主要株価指数はそろって続伸した。東京市場は3連休を控えた週末とあって、目先の利益を確保する売りも散見されたが、米国市場の強い動きもあって相場は大きく崩れることはなく、総じて堅調に推移していた。午後に入ると、下値の堅さが意識されるなか、引けにかけてはショートカバーの動きのほか、3月決算期末を前にした配当や株式分割の権利取りを狙った買いも加わったようだ。 日経平均は、きょうで5日続伸した。一本調子の上昇に対する警戒感から戻り待ちの売りなどが想定されるが、「期末を意識した権利取りの動きは来週も続きそうで、相場の大きな崩れは目先、想定しにくい」との声が聞かれた。また、来週24日は、ロシアがウクライナに侵攻して1カ月となる。停戦や和平といった動きが加速する可能性も残されており、停戦協議が一段と進めば、リスクオンの流れが世界的に広がる可能性もあり、来週もウクライナ情勢に関する報道には注意が必要だ。 《FA》
関連銘柄 10件
4324 東証プライム
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国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
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米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6762 東証プライム
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大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
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-80(-3.57%)
時価総額 6,801,541百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
6954 東証プライム
3,973
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-205(-4.91%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8015 東証プライム
2,551
11/27 15:30
-71(-2.71%)
時価総額 2,709,596百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8035 東証プライム
22,240
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-410(-1.81%)
時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,915
11/27 15:30
-11(-0.22%)
時価総額 10,772,923百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
51,190
11/27 15:30
-260(-0.51%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,981
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+137(1.55%)
時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17