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NY外為:ユーロ買い一時強まる、ECBはQ3にQE終了、年内の利上げも除外せず

2022/3/11 0:57 FISCO
*00:57JST NY外為:ユーロ買い一時強まる、ECBはQ3にQE終了、年内の利上げも除外せず 欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利の据え置きを決定した。インフレがECBの目標である2%で安定する可能性が高まったため、インフレの中期見通しが現状通りなら量的緩和を7-9月期に終了すると、想定より早く金融刺激策を終了する計画を示した。年内の利上げの可能性も除外せず。 発表直後、ユーロ買いが強まった。その後、ラガルド総裁が会見で、「金融引き締めではない」と主張したほか、ユーロ円絡みの売りにユーロ買いが一服。ユーロ・ドルは1.1121ドルまで上昇後、1.0980ドルへ反落。ユーロ・円は128円87銭まで上昇後、127円42銭へ反落した。 【金融政策】 ・欧州中央銀行(ECB) ・主要政策金利を0.00%に据え置き ・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を-0.50%に据え置き ・限界貸出金利(上限)を0.25%に据え置き 「量的緩和策は9月までに終了も」 ラガルドECB総裁 「インフレが2%で安定する可能性が強まった」 「戦争はインフレに著しい上方リスクに」 「ロシアのウクライナ侵攻でサプライチェーン混乱がさらに悪化へ」 「物価上昇がさらに広範に」 「エネルギー価格が高インフレの主要因」 「インフレは短期的にさらに上昇へ」 「ウクライナ戦争、活動やインフレに影響」 「ウクライナ戦争、ユーロ経済の不透明性を生む」 「APPは7-9月期終了へ、インフレ中期見通しが現状通りなら」 「もし、見通しが変わったら、ECBは資産購入プログラムを修正」 「ロシアのSWIFT排除、ユーロ圏の銀行の流動性不足に繋がっていない」 「金融政策を正常化、引き締めではない」 《KY》