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日経平均VIは大幅に上昇、懸念材料多く株価下落で市場心理悪化

2022/2/14 13:51 FISCO
*13:51JST 日経平均VIは大幅に上昇、懸念材料多く株価下落で市場心理悪化 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+4.49(上昇率20.44%)の26.46と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は27.09、安値は25.27。 インフレ加速や米金融政策を巡る不透明感、緊張が続くウクライナ情勢など懸念材料が多く、市場心理が悪化しやすくなっている。こうした中、米株式市場で先週末までの2日間でダウ平均が1000ドルを超す下げとなった流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行した。取引開始後も日経225先物が売りに押される展開となったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは大幅に上昇して推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 《FA》