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日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感は後退

2021/12/23 13:51 FISCO
*13:51JST 日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感は後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-1.52(低下率7.23%)の19.49と低下している。なお、今日ここまでの高値は20.07、安値は19.41。 今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。国内で新型コロナ新規感染者数がやや増加傾向となっていることに加え、新型コロナ「オミクロン型」の市中感染が国内で初めて確認され、感染拡大が懸念されているが、今日は日経225先物が取引時間中も底堅い動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退し、日経VIは昨日の水準を下回り、不安心理の高まった状態の基準とされる20を下回って推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 《FA》