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前場に注目すべき3つのポイント~FOMCの結果は想定内との見方からアク抜け感が強まりやすい~

2021/12/16 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMCの結果は想定内との見方からアク抜け感が強まりやすい~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:FOMCの結果は想定内との見方からアク抜け感が強まりやすい ■オハラ、21/10営業利益 黒字転換 13.68億円、22/10予想 27.9%増 17.5億円) ■前場の注目材料:日立、安全輸送を支援、IoTドラレコ+運転手の生体情報 ■FOMCの結果は想定内との見方からアク抜け感が強まりやすい 16日の日本株市場は、堅調な相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが383ドル高だった。11月小売売上高が予想以上に鈍化したことが嫌気されて売りが先行したものの、バイデン大統領の首席医療顧問で米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は「オミクロン株に特化したワクチンは今のところ必要ない」との発言を受け、警戒感が後退し下げ止まった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利据え置きや量的緩和縮小規模を2倍とする想定通りの結果が好感され、上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比395円高の28865円。円相場は1ドル114円00銭水準で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろう。FOMCの結果は想定内との見方からアク抜け感が強まりやすい。日経平均は足元で上値を抑えられていた25日線を捉え、29000円水準に位置する75日線を意識したトレンド形成が期待されそうだ。また、直近の調整ではFOMCへの警戒からグロース株が売られており、TOPIX型優位の展開だったが、米ハイテク株の強い動きなどから日経平均型へのリバランスの動きが意識されよう。 もっとも、FOMC通過で海外勢のフローは減少すると見られており、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだ。ただ、これについては予想されていることもあり、利食いに押される局面においては押し目狙いのスタンスとなろう。年内の重要イベント通過により、改めて来年を意識したポジションを取りに行く動きも出てきやすいと考えられる。 また、海外勢のフローが減少する一方で、個人主体の物色に関心が集まりやすい。IPOラッシュによる資金確保のための換金売りも一巡した感はあり、イレギュラー的に売られている銘柄などへのリバウンドを狙った短期的な商いも増えてくると見られる。また、来週はIPOが集中することになるが、これが通過すれば利確資金の還流なども意識されてくるため、足元の弱い値動きを見せている銘柄などへは、より押し目を意識したポジションを取りに行く動きも出やすいだろう。 ■オハラ、21/10営業利益 黒字転換 13.68億円、22/10予想 27.9%増 17.5億円) オハラ<5218>が発表した2021年10月期決算は、売上高は前期比31.6%増の235.21億円、営業損益は13.68億円の黒字(前期は17.24億円の赤字)に転換した。ミラーレスカメラを中心としたデジタルカメラ市場の回復により光学機器向けレンズ材の販売が増加した。エレクトロニクス事業において、旺盛な半導体需要により、半導体露光装置向け高均質ガラス、石英ガラスの販売が堅調に推移した。22年10月期は、売上高が前期比2%増の240億円、営業利益は同27.9%増の17.50億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28459.72、+27.08) ・NYダウは上昇(35927.43、+383.25) ・ナスダック総合指数は上昇(15565.58、+327.94) ・シカゴ日経先物は上昇(28865、大阪比+395) ・1ドル114.00-10円 ・SOX指数は上昇(3934.46、+140.05) ・VIX指数は低下(19.29、-2.60) ・米原油先物は上昇(70.87、+0.14) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日立<6501>安全輸送を支援、IoTドラレコ+運転手の生体情報 ・伊藤忠<8001>西松建と資本提携、145億円出資、10.16%の株取得 ・ファインシンター<5994>コバルトレス6割超、エンジン用バルブシート ・エスユーエス<6554>国内供給増強、車・半導体設備アルミ材、全生産拠点フル活用 ・タツモ<6266>中国・紹興市に新会社設立、来年8月めど8 ・ミネベアミツミ<6479>24年度に車載アンテナ売上高5割増、5G対応で市場開拓 ・帝通工<6763>スイミンと資本提携、生体センサーを睡眠計測に活用 ・KDDI<9433>アイデミーとDX人材育成で提携 ・バルカー<7995>シールエンジニアリングソリューション展開、AIベンチャーと提携 ・東邦HD<8129>再生医療製品を強化、セルジェンテックと資本業務提携 ・ダイセル<4202>播磨再構築に100億円、火薬応用品組立拠点に ・住友化学<4005>大阪に新研究棟、次世代事業の創出加速 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(17日まで) ・08:50 11月貿易収支(予想:-6003億円、10月:-685億円) <海外> ・09:30 豪・11月失業率(予想:5.0%、10月:5.2%) ・09:30 豪・11月雇用者数増減(予想:+20.00万人、10月:-4.63万人) 《ST》
関連銘柄 13件
4005 東証プライム
352.6
4/30 9:29
-1.7(-0.48%)
時価総額 583,856百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4202 東証プライム
1,447.5
4/30 9:29
±0(0%)
時価総額 438,510百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
5218 東証スタンダード
1,326
4/30 9:25
+22(1.69%)
時価総額 33,747百万円
ガラス素材メーカー。光学ガラスやモバイル向けガラスセラミックス、半導体向け特殊ガラスを展開。光事業は苦戦。半導体露光装置向け高均質光学ガラスは販売増。23.10期通期はエレクトロニクス事業が堅調。 記:2024/01/28
5994 東証スタンダード
1,080
4/30 9:27
+3(0.28%)
時価総額 4,774百万円
冶金製品メーカー。自動車や鉄道車両、産業機械向け部品を主力に、油圧機器製品も展開。電動関連製品・非自動車事業の拡大に加え、昆虫食事業を含めた新規事業にも注力。自動車焼結事業の好調で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6266 東証プライム
3,785
4/30 9:29
+30(0.8%)
時価総額 56,067百万円
半導体プロセス機器を製造・販売。貼合・剥離装置や塗布・現像装置に強み。液晶製造装置も。洗浄装置部門は売上伸長。搬送装置部門は生産効率が改善。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/04/14
6479 東証プライム
3,017
4/30 9:29
+57.5(1.94%)
時価総額 1,288,503百万円
極小ベアリングに強み。モータや液晶用バックライト、アナログ半導体等も手掛ける。プレシジョンテクノロジーズ事業は増収。航空機関連の需要増でロッドエンドベアリングは売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
6501 東証プライム
14,890
4/30 9:29
+1,415(10.5%)
時価総額 14,422,037百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6554 東証グロース
723
4/30 9:00
+1(0.14%)
時価総額 6,396百万円
技術者専門人材派遣会社。IT、機械、電機、電子、化学、バイオの各分野に特化した技術者派遣・製造請負を展開。大手メーカーやインテグレーターが主要顧客層。AR/VR事業での受注獲得もあり、1Qは増収確保。 記:2024/03/30
6763 東証プライム
1,852
4/30 9:06
+9(0.49%)
時価総額 18,783百万円
電子部品メーカー。自動車や家電、モバイル、産業機器向けに可変抵抗器や固定抵抗器、センサ、スイッチ等を製造、販売する。「ノーブル」ブランドを展開。今期3Q累計は家電や産業機器、アミューズメント向けが足踏み。 記:2024/02/12
7995 東証プライム
4,400
4/30 9:27
+45(1.03%)
時価総額 82,232百万円
工業用シール製品を製造・販売。フッ素樹脂製品やシリコンウエハ再生も。24.3期3Q累計は好採算の半導体装置向けシール製品が冴えず。来年1月稼働を目指してフッ素樹脂製特殊タンク製品の新工場を愛知県に建設へ。 記:2024/03/10
8001 東証プライム
7,070
4/30 9:29
+172(2.49%)
時価総額 11,205,172百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8129 東証プライム
3,752
4/30 9:29
-8(-0.21%)
時価総額 293,669百万円
医薬品の流通グループ会社。東邦薬品を中核に、医薬品や医療関連製品を医療機関や調剤薬局に卸売する。調剤薬局の運営等も。インフルエンザ製品等は伸長。24.3期3Qは大幅最終増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/23
9433 東証プライム
4,373
4/30 9:29
-7(-0.16%)
時価総額 10,076,179百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04