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FOMCを前に様子見気分が強く、狭いレンジ内の動きに【クロージング】

2021/12/15 15:56 FISCO
*15:56JST FOMCを前に様子見気分が強く、狭いレンジ内の動きに【クロージング】 15日の日経平均は小反発。27.08円高の28459.72円(出来高概算9億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク関連株が売られた流れを引き継いで、値がさ半導体関連などに売りが先行した影響から、28358.47円で始まった。ただし、トヨタ<7203>のバッテリーEV戦略説明会を受けて、トヨタ関連株には買いが入るなか、日経平均を支える格好となった。あす未明に結果が判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見気分が広がっていたものの、小幅ながら概ねプラス圏での推移が続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の6割を占めた。セクター別では、輸送用機器と証券商品先物が2%を超える上昇となったほか、サービス、鉄鋼、水産農林、空運など24業種が上昇。一方、海運が3%近い下落となったほか、精密機器、ゴム製品、パルプ紙、医薬品など9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ、デンソー<6902>、豊田通商<8015>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、テルモ<4543>が軟調だった。 前日の米国市場は、11月の米卸売物価指数が市場予想を上回る高い伸び率となったことから、インフレの高止まりによる利上げ前倒し観測が広がり、金利動向に敏感なグロース株中心に売られた。この流れを引き継ぐ格好から利食い優勢の展開から始まった。また、このところ堅調展開が続いた海運株には利益確定売りが先行。一方、トヨタが電気自動車の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を発表したことで人気化し、デンソー、豊田通商といったトヨタ系部品メーカーにも買いが波及した。 注目のFOMCでは、テーパリングの加速やドットチャートの上方修正が見込まれるが、昨日の卸売物価指数が強い内容だったこともあり、フェデラルファンド(FF)金利先物市場では来年2.7回の利上げが織り込まれている。株式市場は債券市場と比べて相対的に楽観的な見方が広がっているだけに、FOMC後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で、インフレ抑制に向けた想定以上に強い決意が示されれば、債券市場以上に動揺が広がる可能性も残ると見ている投資家も多い。このため、FOMCの結果、パウエルFRB議長の会見内容、それを受けた米国市場がどのような反応を示すのか関係者は固唾を飲んで見守っている状況だ。 《FA》
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時価総額 4,600,291百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
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時価総額 16,952,127百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
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6857 東証プライム
8,506
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-328(-3.71%)
時価総額 6,516,795百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6902 東証プライム
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時価総額 6,801,541百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,571
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-96.5(-3.62%)
時価総額 40,608,912百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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時価総額 2,709,596百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
9433 東証プライム
4,915
11/27 15:30
-11(-0.22%)
時価総額 10,772,923百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
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-260(-0.51%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,981
11/27 15:30
+137(1.55%)
時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17