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欧米為替見通し:「ドル・円は伸び悩みか、115円台浮上も節目付近の売りが下押し」

2021/11/17 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:「ドル・円は伸び悩みか、115円台浮上も節目付近の売りが下押し」 17日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩みか。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の金融政策に関する発言で、早期利上げ期待のドル買いにより115円台に浮上の見通し。ただ、心理的節目で売りも観測され、ドルを下押しする可能性もあろう。 16日発表された米国の小売売上高は予想外に強い内容となり、米10年債利回りの上昇を背景にドル買いが優勢に。ユーロ・ドルは1.13ドル付近まで売り込まれ、ドル・円は年初来高値の114円70銭を上抜けた。本日アジア市場で日経平均株価が30000円の大台を目前に利益確定売りが強まり、円買いが主要通貨を押し下げた。ただ、ユーロ・ドルが昨年7月以来の1.12ドル台に下げ、ドル・円は115円を目指す展開となっている。 この後の海外市場では、欧米中銀による政策方針が注視される。近く公表の欧州中央銀行(ECB)の金融安定報告はハト派的な内容が予想され、ユーロ・ドルが下値を模索する展開ならドル・円を115円台に押し上げる要因となろう。一方、ウォラーFRB理事など当局者による講演や討論会でタカ派的な発言が聞かれればドルは一段高の見通し。ただ、ドル・円の115円は想定レンジ上限でもあり、ドル売り圧力は強く同水準での定着を阻止する可能性もある。 【今日の欧米市場の予定】 ・19:00 ユーロ圏・10月消費者物価指数改定値(前年比予想:+4.1%、速報値:+4.1%) ・22:30 米・10月住宅着工件数(予想:157.9万戸、9月:155.5万戸) ・22:30 米・10月住宅建設許可件数(予想:163.0万戸、9月:158.6万戸) ・22:30 カナダ・10月消費者物価指数(前年比予想:+4.7%、9月:+4.4%) ・01:00 ボウマン米FRB理事あいさつ(ダラス連銀主催オンライン会議) ・01:20 メスター米クリーブランド連銀総裁あいさつ、ウォラー米FRB理事講演(クリーブランド連銀主催会議) ・02:40 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演(NY連銀主催会議) ・02:40 ウォラー米FRB理事オンライン討論会参加(ステーブルコイン) ・06:05 エバンス米シカゴ連銀総裁質疑応答 ・06:10 ボスティック米アトランタ連銀総裁がオンライン会議で閉会あいさつ ・欧州中央銀行(ECB)金融安定報告 《FA》