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注目銘柄ダイジェスト(前場):フルヤ金属、三井金、シダックスなど

2021/8/10 12:08 FISCO
*12:08JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):フルヤ金属、三井金、シダックスなど 那須鉄<5922>:9880円 カ - ストップ高買い気配。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は6.9億円で前年同期比58.8%増と大幅増益になり、上半期予想は従来の5.3億円から11.1億円に、通期では12.5億円から20億円にそれぞれ上方修正。原材料価格上昇の影響が想定よりも限定的であるほか、ETC設備工事などが順調に推移しているもよう。大幅減益見通しから一転して2ケタ増益見通しに転じており、サプライズが強まる形になっている。 チャームケア<6062>:1379円 カ - ストップ高買い気配。先週末に21年6月期の決算を発表、営業利益は20.1億円で前期単独比5.9%増益、期末配当金も9円から12円に引き上げ。22年6月期は29.3億円の見通しであり、会計基準変更を考慮した実質ベースでは同78.6%増になるもよう。年間配当金も15円に引き上げ計画。新規事業「ヘルスケア・デベロップメント事業」で売上高25億円程度の計上を見込んでいるようだ。 NTT<9432>:2863.5円(+54.5円) 続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は4863億円で前年同期比2.3%減益、NTT東・西、NTTデータが増益となったが、ドコモの減益が響く形になった。ただ、ドコモも会社想定は上振れているもよう。決算サプライズは限定的な中、発行済み株式数の2.76%に当たる1億株、2500億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、期待感もあったとはいえ、ポジティブに反応する動きが先行している。 三井金<5706>:3405円(+320円) 大幅高。先週末に第1四半期決算を発表、経常利益は212億円となり、前年同期比231億円の損益改善に。上半期計画は従来の190億円から340億円、通期では350億円から520億円、前期比1.6%増にまで上方修正している。在庫評価益の拡大に加えて、極薄銅箔の販売好調などが背景になっている。通期の市場コンセンサスは390億円、業績への警戒感から株価の低調推移が続いていたことからもインパクトが強まる形に。 レーザーテック<6920>:20620円(-1020円) 大幅続落。前日に21年6月期の決算を発表、営業利益は261億円で前期比73.1%増益、市場予想を40億円近く上回っている。一方、22年6月期は270億円で同3.6%増にとどまる見通しで、400億円程度だった市場予想を大幅に下回る水準となっている。ACTISの売上計上本格化による初期ロットのコスト高が利益率の押し下げ要因となるもよう。高い収益成長への期待が高かっただけに、踊り場入りに失望感が優勢となる展開に。 愛光電気<9909>:2275円 カ - ストップ高買い気配。マネジメント・バイアウト(MBO、経営陣による自社買収)の一環として近藤保社長が保有するAKコーポレーション(神奈川県小田原市)が愛光電気株の公開買い付けを実施すると発表している。買い付け価格は1株につき2360円。前営業日終値は1875円だった。買い付け期間は10日から9月28日まで。愛光電気は上場廃止となることを前提として公開買い付けに賛同の意見を表明している。 シダックス<4837>:340円(+28円) 年初来高値。従来未定としていた22年3月期の営業損益予想を23.27億円の黒字(前期実績6.90億円の黒字)と発表している。フードサービス事業で営業組織や商品企画機能の強化などにより収益拡大を目指す。また、車両運行サービス事業で運転士確保と増車獲得、社会サービス事業の学童保育部門でコンテンツの充実による差別化を図る。第1四半期(21年4-6月)の営業損益は5.10億円の黒字(前年同期実績0.84億円の赤字)で着地した。 フルヤ金属<7826>:7160円(+820円) 大幅に反発。22年6月期の営業利益予想を前期比12.9%増の118.00億円と発表している。情報通信市場や半導体市場、エレクトロニクス市場で堅調な受注を見込む。年間配当予想は150.00円。21年6月期の営業利益は184.1%増の104.52億円で着地した。併せて期末配当を従来予想の130.00円(普通配当100.00円、記念配当30.00円)から150.00円(普通配当120.00円、記念配当30.00円。前期末実績80.00円)に増額修正している。 《ST》
関連銘柄 8件
4837 東証スタンダード
796
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±0(0%)
時価総額 44,355百万円
フードサービスが主力。企業や官公庁等の給食の受託に加え、バス運行等の車両サービス、放課後児童クラブ等の運営管理も。営業外費用減少。24.3期2Qは経常増益。志太HDによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/14
5706 東証プライム
4,757
11/26 15:30
+29(0.61%)
時価総額 272,966百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
5922 東証スタンダード
11,490
11/26 0:00
-11,490(-100%)
時価総額 13,788百万円
送電用鉄塔、通信用鉄塔の設計・製作等を行う電力・通信インフラ事業が主力。1929年創業。道路標識や遮音壁用支柱等を手掛ける交通インフラ事業も。八千代工場の新めっき工場棟は完成。既存事業の拡大に注力。 記:2024/08/09
1,254
11/26 15:30
+5(0.4%)
時価総額 41,021百万円
介護付有料老人ホームの運営等を行う介護事業が主力。首都圏、近畿圏で展開。不動産事業、人材派遣、人材紹介等も。居室数は5900室超。既存ホームは高い入居率維持。中計では26.6期売上高650億円目指す。 記:2024/06/24
6920 東証プライム
16,705
11/26 15:30
-970(-5.49%)
時価総額 1,575,048百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7826 東証プライム
3,515
11/26 15:30
-15(-0.42%)
時価総額 89,246百万円
工業用貴金属製品の製造・販売を行う。イリジウム、ルテニウムの取り扱いに特化。熱電対、貴金属化合物などの製造も。有機EL燐光材用原料などで世界トップシェア。サーマル製品では高付加価値製品の投入を拡大。 記:2024/08/22
9432 東証プライム
154.3
11/26 15:30
-0.5(-0.32%)
時価総額 13,971,914百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9909 JQスタンダード
2,341
12/2 15:00
+1(0.04%)
時価総額 2,065百万円
電気機器や電設資材の卸売を展開。照明器具や家電、住設、電線・電線管など取り扱いアイテム10万以上。増収効果で売上総利益は増加。販管費減少。22.3期2Qは増収増益。MBO成立で同社株は上場廃止予定。 記:2021/11/05