マーケット
4/24 15:15
38,460.08
+907.92
38,503.69
+263.71
暗号資産
FISCO BTC Index
4/24 20:36:45
10,325,113
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):買取王国、ユーグレナ、シルバーライフなど

2021/4/8 12:04 FISCO
*12:04JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):買取王国、ユーグレナ、シルバーライフなど ユーグレナ<2931>:978円(-93円) 大幅続落。前日に、海外募集による新株式の発行を発表している。発行株式は2100万株、発行価格は4月19日から21日までの間に決定する。手取概算額は約129億円で、資金使途は主にキューサイの全株式を保有するQ-Partnersへの出資比率を49%まで引き上げるためのコールオプション行使資金としている。新株は発行済み株式数の22%の水準となるなど、株式価値の希薄化を警戒視する動きが優勢に。 ウエルシアHD<3141>:3645円(-225円) 大幅続落。前日に21年2月期の決算を発表、営業利益は430億円で前期比13.7%増となり、従来会社計画線上での着地となっている。期末配当金は従来計画の13.5円から15円に引き上げ。ただ、営業利益は実績値が市場予想を10億円程度下振れており、22年2月期予想の443億円、同3.1%増計画も、470億円程度のコンセンサスを下振れている。やや保守的な計画とはみられるものの、ネガティブな反応が先行する形になっている。 シルバーライフ<9262>:2447円(+167円) 大幅続伸。いちよし証券ではレーティングを「A」、フェアバリューを3500円として新規にカバレッジを開始。高齢者向け配食サービスの長期的な成長が予想される環境下、コスト競争力を強みとした中長期の潜在成長力を評価している。先行投資の影響で利益は一時的に停滞する可能性があるとしつつも、21年7月期営業利益は前期比ほぼ横ばいの9.2億円、会社計画6.5億円を上回ると予想。22年7月期は2ケタ増益、23年7月期は3割超の増益を予想。 カネカ<4118>:4690円(+190円) 続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に一気に2段階格上げ、目標株価も2460円から5600円にまで引き上げている。22年3月期営業利益は360億円で前期比41.2%増益を予想、330億円程度のコンセンサスを上回るとみている。また、ESGやSDGsの観点から100%植物由来の生分解性ポリマー PHBH「 Green Planet」に注目、営業利益率20%超が実現可能とみている。 日立金<5486>:1896円(+83円) 大幅反発。日立製作所が同社を米投資ファンドのベインキャピタルと国内系ファンドの日本産業パートナーズなどの日米ファンド連合に売却する方針を固めたと報じられている。売却額は8000億円を超える見通しとされている。直近の報道などから売却自体は想定線とみられるが、3月の報道では買収総額は7000億円超の水準と伝わっていたこと。今回の報道を受け再度、買収プレミアムを期待する動きが優勢になっているようだ。 ラクオリア創薬<4579>:1032円(-11円) 大幅に5日続落。米国で審査中だった選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許について、特許査定の連絡を受けたと発表している。同遮断薬は副作用の少ない画期的新薬として様々な疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応えることが期待されているという。ただ、同社株は3月25日に直近高値(1222円)を付けた後は買い一服感から軟調に推移しており、買い先行後は材料出尽くしと見た向きの売りに押されているようだ。 シキノハイテック<6614>:1783円(+112円) 大幅に続伸。新たな取引材料は出ていないが、直近の新規株式公開(IPO)銘柄を物色する流れに乗って買いが集まっている。同社は3月24日の上場後、一時2134円まで上昇してから4月6日に1550円まで急落しており、押し目買いの好機と受け止められている。また、半導体の後工程を主とした検査装置を提供しているため、半導体需要を追い風に先行きの成長が期待できるとの見方も買い意欲につながっているようだ。 買取王国<3181>:687円(+57円) 年初来高値。21年2月期の営業利益を従来予想の1.13億円から1.25億円(前期実績1.08億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの影響で主要商材ファッションが不調となり、売上高は従来予想の50.75億円から48.93億円(同48.93億円)に引き下げたが、店舗運営費用などが想定を下回ったことから利益は拡大する見通し。また、未定としていた期末配当を6.00円に決定し、前期末実績(5.00円)から増額している。 《ST》
関連銘柄 8件
2931 東証プライム
507
4/24 15:00
-8(-1.55%)
時価総額 68,277百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
2,326
4/24 15:00
-39(-1.65%)
時価総額 487,653百万円
ドラッグストアチェーン最大手。イオンの子会社。調剤薬局併設、24時間営業の「ウエルシア薬局」を全国展開する。11月末の店舗数は2813。今期3Q累計はPBが伸長した。調剤は併設推進により処方箋枚数が増加。 記:2024/01/16
3181 東証スタンダード
857
4/24 15:00
+18(2.15%)
時価総額 3,105百万円
愛知県地盤のリユース店。工具専門業態も。サカイ引越センターと業務提携。店頭買取システムの見直し図る。工具買取王国白山福留8号店などを新規出店。ファッションなどが売上伸ばす。24.2期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/04
4118 東証プライム
3,966
4/24 15:00
-40(-1%)
時価総額 269,688百万円
化学材料メーカー。化成品や塩化ビニル樹脂、機能性樹脂、エレクトロニクス製品、食品、ヘルスケア製品など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計はメディカル関連や食品が堅調も、塩ビや苛性ソーダが足踏みとなった。 記:2024/02/08
4579 東証グロース
615
4/24 15:00
+6(0.99%)
時価総額 12,898百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。低分子薬に強み。24.12期は胃酸分泌抑制剤や動物用薬の売上拡大に伴うロイヤルティ収入増を想定。今年3月買収予定の創薬スタートアップも上乗せ。黒字復帰を計画。 記:2024/03/12
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(-0.14%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
6614 東証スタンダード
2,398
4/24 15:00
+68(2.92%)
時価総額 10,587百万円
半導体検査装置や半導体などのLSI設計を行う。車載用半導体検査装置や産業用組込みカメラに強み。デンソー等が主要顧客。電子システム事業は堅調。新製品用カスタムバーンイン装置は受注増。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/16
9262 東証スタンダード
918
4/24 15:00
-15(-1.61%)
時価総額 9,913百万円
高齢者向け配食店をFC展開。FC加盟店や高齢者施設に食材販売を行う。直販やOEMも。24.7期1QはFC加盟店が停滞も高齢者施設向け販売やOEMが好調。だが一販管費増が利益の重石。通期では増収増益を計画。 記:2024/02/07