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*15:00JST 米国株見通し：底堅い値動きか、経済指標の改善を消化 （14時50分現在） S&P500先物　　　　　　4,026.88（+16.88） ナスダック100先物　　13,324.38（+8.38） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は200ドル高。NY原油先物（WTI）は下げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。 1日の取引で主要3指数は堅調。ナスダックとともに続伸したS&Pは初の4000ポイント台に浮上したほか、3日ぶりにプラスに転じたダウは171ドル高で33000ドル台を回復した。バイデン政権による大型インフラ投資への期待が高まるなか、この日発表されたISM製造業景況感指数は1983年以来の高水準に上昇。特に雇用指数の大幅改善により、2日の雇用統計に期待が高まった。長期金利の上昇が抑えられハイテク株買いが強まったことも、指数の押し上げ要因。 本日は底堅い値動きか。10年債利回りの上昇基調を受け、グロース株への買いは弱まり指数を下押し。また、原油価格は引き続き不安定で、エネルギー関連も買いづらい。ただ、重要イベントの通過に伴うリスク要因の後退で、やや買い安心感が広がる見通し。2日の雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回り、労働市場の改善を消化しよう。また、今晩ISM非製造業景況指数は前回からさらに改善が見込まれ、早期正常化への期待感が買いを後押ししそうだ。 《TY》