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*15:20JST 米国株見通し：下げ渋りか、原油安に警戒も政策期待が売り抑制 （14時50分現在） S&P500先物　　　　　　3,942.88（-21.87） ナスダック100先物　　12,876.88（-89.87） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル安。NY原油先物（WTI）は大幅安となり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。 26日の取引で主要3指数は大幅続伸。ダウは上げ幅拡大で最高値を更新し、453ドル高の33072ドルで取引を終えた。この日発表された個人消費支出は底堅い内容となったほか、ミシガン大学消費者態度指数（確報値）は上方修正され、早期回復期待が高まった。また、バイデン政権が25日の記者会見でワクチン接種の普及を強調したことも好感。それらを受け景気敏感株が買われたほか、長期金利の過度な上昇は抑制されハイテク関連が買われた。 本日は下げ渋りか。原油価格の不安定化でエネルギー関連が売りを主導する可能性から、前週末の買いは後退しそうだ。ただ、連邦準備制度理事会（FRB)による緩和的な金融政策の継続が見込まれるなか、今週末の雇用統計の改善期待が売りを弱めそうだ。また、バイデン政権は3-4兆ドル規模のインフラ整備主体の追加対策を打ち出す方針で、回復の加速が期待される。31日には同大統領が内容を明らかにする予定で、全般的に売りづらい展開となろう。 《TY》