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日経VI:低下、午後は株価伸び悩むも警戒感の広がりは限定的

2021/3/18 16:00 FISCO
*16:00JST 日経VI:低下、午後は株価伸び悩むも警戒感の広がりは限定的 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比-0.96pt(低下率4.45%)の20.62ptと低下した。なお、高値は21.43pt、安値は20.53pt。昨日の米国株高を受け、今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。その後、昼頃に日銀が長期金利変動を小幅に拡大するとの観測が報じられ、日本の長期金利が上昇。円が買われ株が売りに押される展開となり、日経225先物が急速に伸び悩み、日経VIが低下幅を縮める場面があった。しかし、株式市場では売り急ぐ動きとはならず、今日の日経VIは終日、昨日水準を下回って推移した。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《FA》