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FOMC結果待ちのなか、前日の終値を挟んだ狭いレンジ内での推移【クロージング】

2021/3/17 16:15 FISCO
*16:15JST FOMC結果待ちのなか、前日の終値を挟んだ狭いレンジ内での推移【クロージング】 17日の日経平均は7営業日ぶりに小反落。6.76円安の29914.33円(出来高概算12億5284万株)で取引を終えた。日経平均は前日までの6営業日で4%超上昇していることもあり、一本調子の上昇に対する懸念から利益確定売りが先行。前日の米国市場でNYダウが反落したことも利食いに向かわせる要因となった。ただ、日本時間あす未明に明らかになる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの見方も多く、売りが一巡した後は押し目買いや3月期末を意識した持ち高に伴う買いなどが入り、一時プラスに転じる場面もあった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数は1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、医薬品、不動産、陸運、化学などが上昇。一方、鉱業、鉄鋼、空運、精密機器などが下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>、バンナムHD<7832>が堅調。半面、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、KDDI<9433>、ファナック<6954>が軟調だった。 前日の米国市場では、NYダウは反落した一方、ナスダック総合指数は小幅に続伸した。米長期金利も1.6%台で落ち着いた動きが続いた。こうした流れを受けて、半導体製造装置といった直近で調整色を強めていた銘柄の一角には値を上げる銘柄が散見された。しかし、FOMCの結果や18日からの日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードも強く、全般は前日の終値を挟んだ狭いレンジ内での動きに終始した。 米国では追加経済政策が成立し、経済・物価見通しは上方修正される見通しだ。政策金利見通しを示すドットチャートも2023年末の利上げが示唆される可能性もある。これに対して、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が会見で、市場でくすぶる利上げ観測をどのような形でけん制するのか注目されよう。会見内容次第では、再び米長期金利の急上昇を招きかねないとの警戒感も拭えていないだけに、FOMCの結果と米国市場の動向が目先のポイントとなりそうだ。 《FA》
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4543 東証プライム
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医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
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空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
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6954 東証プライム
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
3,199
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バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
9433 東証プライム
4,760
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-18(-0.38%)
時価総額 10,433,187百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
48,140
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-1,380(-2.79%)
時価総額 15,319,159百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,964
11/1 15:00
-534(-5.62%)
時価総額 15,444,560百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17