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個人投資家・有限亭玉介:上値が重い日本株の中で注目している個別株【FISCOソーシャルレポーター】

2021/3/13 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:上値が重い日本株の中で注目している個別株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年3月10日14時に執筆 米長期金利の上昇によって米国市場ではハイテク株を中心に下落が目立ちました。その影響が日本へも波及して上値が重い展開となっております。株価指数の下落幅が気になりますが、埋もれている底堅い個別株を見落とさないよう気を引き締めて参りたいですな。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 2月26日の日経平均は、1200円を超えて下落し4年8ヶ月ぶりの下げ幅を記録しました。翌週も下げ幅を取り返すほどの反発は見られず、相場の転換点となった可能性も見ております。米長期金利は一時的に下げたものの、依然として市場の警戒感は高まっている様子です。 米国のグロース株指数対バリュー株指数の相対株価も8ヶ月ぶりとなる安値を付けており、コロナ禍で買われていたグロース株の調整もまだ継続するのか…。日本の株式市場でも東証マザーズ指数対TOPIXの相対株価が安値を付けており、データを見る限りではグロース株が牽引してきた株価の構造も変化した可能性を示唆しています。 逆に言えば、高値が続いていたハイテク株が押し目となっており、値ごろ感もあります。米国でも半導体関連等の売りが目立ったようですが、企業の成長が鈍化したわけではなく長期金利の上昇など外部環境によるものであれば、再び買い戻される可能性もあると思われます。ひとまず長期金利の行方とFRB及び日銀の動きを注視したいですな。 市場には金融緩和で依然としてマネーが大量に溢れている状態ですので、下支えされている安心感はありながらも2月26日のような一日で相場が急転する側面も持ち合わせている事は認識しなければなりません。 そのような相場観を頭に入れながら今回もあたくしが監視している銘柄をピックアップしてみました。難しい局面であってもピンチはチャンスですので、是非ともそのチャンスを逃さないよう気をつけたいものです。 前述した通りハイテクはが売られましたが、EVなど様々な分野で電池の需要はこれからも拡大が予想されます。二次電池用正極材を手掛ける日本化学産業<4094>はしばらく続く保ち合いから上放れ出来るか監視中です。 EVを皮切りに自動車業界が活況になれば自動車のコーティング材料の販売を手掛けるKeePer技研<6036>にも思惑があります。2月の既存店売上高が43.7%増となり10ヶ月連続で前年同期を上回った事も好感されているようです。 次世代自動車の普及前に日本では水素ステーションの配備が課題となっています。これから国内に限らず水素ステーションの普及が進めば燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサを製造している加地テック<6391>への引き合いも増えると思われます。 ガソリン車からEV・FCVへの乗り替えが盛んになれば、ガソリンスタンドの先行きは不安視されますねぇ。そんな中、神奈川を地盤にガソリンスタンドを経営するサンオータス<7623>は電動キックボードのシェアリング事業を開始し物色された模様です。時代の先を読もうとする経営はEV・FCV隆盛の時代でも機転の効いた対応力を見込めるのでは…。 最後に2月15日の上方修正の発表で窓を開けて急動意した構造計画研究所<4748>は、主力の災害等の建物分野だけでなく5G関連としてもチェックしております。直近では緊急事態宣言解除の目途が立った事でフジタコーポレーション<3370>とミクリード<7687>が底値から切り返しており、外食関連銘柄の逆襲が始まるか監視を強めたいですな。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《RS》
関連銘柄 7件
3370 東証スタンダード
302
5/2 15:00
+3(1%)
時価総額 907百万円
北海道の外食フランチャイジー。運営ブランドはミスタードーナツやモスバーガーなど。製造・卸売、農畜産なども。外食需要の改善や値上げ効果等により、24.3期3Q累計は業績堅調。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
4094 東証スタンダード
1,433
5/2 15:00
+7(0.49%)
時価総額 29,634百万円
無機金属化合物を用いた表面処理薬品と住友金属鉱山向け二次電池用正極材受託加工を展開。金属をベースとした有機・無機化合物の開発に強み。サプライチェーン全体として在庫調整影響が長引き、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/29
4748 東証スタンダード
3,990
5/2 15:00
+15(0.38%)
時価総額 21,945百万円
エンジニアリングコンサルティング会社。構造設計支援システムや防災・耐震などのコンサルティングを手掛け、知識集約型企業として成長。繰越受注残高の遂行や一部プロダクツサービスの価格改定効果で、1Qは増収確保。 記:2023/12/27
6036 東証プライム
3,925
5/2 15:00
-695(-15.04%)
時価総額 111,003百万円
カーコーティング製品メーカー。カーコーティング剤「キーパー」やコーティング施工に加え、専門店「キーパーLABO」を運営。キーパー製品等関連事業は好調。フレッシュキーパー等が貢献。24.6期2Qは増収増益。 記:2024/03/31
6391 東証スタンダード
4,660
5/2 15:00
-50(-1.06%)
時価総額 8,006百万円
圧縮機メーカー。プラントやペットボトル、水素ステーション向けの空気、ガスの圧縮機を製造、販売する。今期3Q累計は3割超の増収、利益は黒字転換した。大口のプラント向け圧縮機やカーボンニュートラル関連が好調。 記:2024/02/26
7623 東証スタンダード
593
5/2 15:00
+1(0.17%)
時価総額 1,916百万円
神奈川県でガソリンスタンドを運営。レンタカーや車検、輸入車ディーラー、保険代理店も手掛ける。24.4期3Q累計はエネルギー事業が増収増益。油外製品の販売、車検・整備部門のコーティングなどが伸びる。 記:2024/04/08
7687 東証グロース
546
5/2 15:00
+10(1.87%)
時価総額 3,600百万円
個人経営の居酒屋をメインとした中小飲食店に業務用食材を通信販売。配当性向は2割目安。人手不足対策商品の拡充を図る。顧客数の増加、値上げ効果等が売上寄与。販管費の増加をこなし、24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/02/04