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*16:00JST 日経VI：低下、株価伸び悩むも市場心理悪化せず 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は16日、前日比-0.48pt（低下率2.47％）の18.97ptと低下した。なお、高値は19.12pt、安値は18.84pt。米ファイザーに続き、米モデルナの新型コロナワクチンが近く許可されるとの期待もあり、ワクチンの普及による経済活動正常化への期待感が継続し、今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。その後、株価の上値は重いものの売り急ぐ動きはなく、市場心理は悪化せず、日経VIは終日、昨日水準を下回って推移した。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《FA》