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*15:26JST 米国株見通し：買い継続か、ワクチン普及への期待続く （15時30分現在） S&P500先物　　　　　　3,711.88（+9.88） ナスダック100先物　　12,651.12（+13.62） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は100ドル高。NY原油先物（WTI）は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 8日の取引で主要3指数は上昇。ナスダックは4日続伸で過去最高値を連日更新したほか、ダウは反発し104ドル高の30173ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスのファイザー製ワクチンの接種が8日から英国で開始され、経済活動の早期正常化を期待した買いが航空やレジャーなどを含め景気敏感株などを押し上げた。ただ、9000億ドル規模の追加経済対策に関する与野党協議は新たな進展がみられず、一段の買いを抑制した。 本日も買いが続く見通し。ワクチン接種について米国でも早期実施が見込まれ、引き続き景気回復に寄与するとの見方が広がりそうだ。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発中のワクチンに関しても、後期臨床試験の結果が予定よりも1カ月前倒しされる見通しで、ワクチン普及による安心感が取引に反映しよう。一方、追加対策は年内の合意が見込まれるが、進展がなければ買いを抑制。また、トランプ政権の対中制裁も指数の上値を抑える要因となりそうだ。 《TY》