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日経平均VIは上昇、株価下落で市場心理悪化

2020/12/7 13:54 FISCO
*13:54JST 日経平均VIは上昇、株価下落で市場心理悪化 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.28pt(上昇率1.40%)の20.25ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は21.36pt、安値は20.12pt。 先週末の米国株高を受け、今日の東京株式市場は寄付き段階では買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。しかし、引き続き高値警戒感が意識され、日経平均の心理的な節目27000円を前に上値は重く、寄り後は伸び悩み、その後日経平均225先物はマイナスに転じ、下げ幅を拡大。プットが買われ、日経VIは先週末の水準を上回って推移している。また、市場では今週末の12月物SQ算出を通過するまでは上値追いには慎重にならざるを得ないとの指摘もある。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 《FA》