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*08:40JST 東京金見通し：堅調、金への資金回帰の動き続くか TOCOM金　21年2月限・夜間取引終値：5640円（前日日中取引終値比↑85円） ・想定レンジ：5700-5600円 6日の東京商品取引所（TOCOM）金先物（期先：21年2月限）は堅調な展開が予想される。前週末の米国市場では、悪化した米雇用統計や増加ペースに鈍化の兆しが見られない新型コロナの感染者数増大を受けて、主要株価指数は下落。一方、安全資産としての機能を取り戻しつつあるNY金先物については小幅ながら上昇し、米10年物国債も上昇した。これに併せる形でナイトセッションでの東京金先物も上昇となった。本日の東京市場でも、緊急事態宣言への警戒感の高まりを受けて株式などのリスクアセットについては下落が予想される。そのため、日中取引についても金先物に関しては堅調な展開が想定されよう。ただ、ロックダウン（都市封鎖）などの発表があれば、有事の現金化の動きが再度強まる形で金資産からの資金流出が改めて観測される可能性もあるため、長期的な動きには引き続き不透明感が残る。 《YN》