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マザーズ先物概況: 大幅反落、ナノキャリアショックでバイオ関連株が重石に

2019/12/30 16:17 FISCO
*16:17JST マザーズ先物概況: 大幅反落、ナノキャリアショックでバイオ関連株が重石に 30日のマザーズ先物は先週末比13.0pt安の883.0ptと大幅に反落した。なお、高値896.0pt、安値は879.0pt、取引高は917枚。本日のマザーズ先物は、今年最後の取引日とあって東証1部市場での取引参加者が少ない中、ナノキャリアショックによるバイオ関連株の下落が重石となり大幅反落となった。年末モードで先週に引き続き東証1部市場での商いが閑散とする中、幕間繋ぎ的な形で中小型株物色が続くと思いきや、NC-6004開発プログラムの一つである膵がんを対象とした第3相試験について承認申請をしないと発表したナノキャリア<4571>が18%超安の大幅下落となった。これをきっかけに、思惑が働くかたちでバイオ関連株は軒並みそろって下落し、これが指数の重石となる形でマザーズ先物にも大きく影響する格好となった。売買代金上位では、上述したようにナノキャリアが大幅下落したほか、指数インパクトの大きいそーせい<4565>が4%超、ジーエヌアイグループ<2160>が3%超、セルソース<4880>も5%超とそれぞれ大きく下落した。 《YN》
関連銘柄 4件
2160 東証グロース
2,814
11/22 15:30
-36(-1.26%)
時価総額 140,914百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
4565 東証プライム
1,132
11/22 15:30
-5(-0.44%)
時価総額 101,770百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4571 東証グロース
167
11/22 15:30
-1(-0.6%)
時価総額 11,794百万円
mRAN医薬に特化したバイオベンチャー。旧社名はナノキャリア。組織再生領域、ワクチン領域などでパイプラインの研究開発を行う。花王と包括共同研究契約を締結。アクセリードグループ等との連携強化を図る。 記:2024/10/11
4880 東証プライム
1,117
11/22 15:30
-29(-2.53%)
時価総額 20,871百万円
再生医療関連事業等を手掛けるバイオベンチャー。脂肪由来幹細胞加工受託サービス、血液由来加工受託サービスのほか、化粧品の開発・販売等も。卵子凍結あんしんバンクは福利厚生として上場企業中心に導入進む。 記:2024/08/26