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*08:20JST マザーズ先物見通し：出遅れ修正継続に期待ももみ合いか 本日のマザーズ先物は、出遅れ修正の動きが継続するのか注目される。前週末の米国市場では、米中貿易協議の先行き懸念が重しとなったうえ。株価が最高値圏で推移していることから利益確定売りが先行し、NYダウなどの主要株価指数は反落した。ただ、先週は日経平均が0.8％上昇したのに対し、マザーズ指数は2.9％上昇し、マザーズ市場の堅調ぶりが際立った。米中問題の先行き不透明感から東証1部市場の主力銘柄を避けた投資資金が新興市場に向かっているとの声も聞かれ、こうした流れが続くのか注目される。本日は米株安を受けて値を下げる場面もあるだろうが、中小型株優位の地合いだけに押し目を拾う動きも出て、下げは限定的にとどまりそうだ。ただ、東京市場全体としては米中協議の関連報道に一喜一憂する展開に変化がなく、米国の対中追加関税が発動される15日を前に強硬姿勢が見られれば、リスク回避の動きが強まることも想定される。マザーズ銘柄やマザーズ先物についても積極的に上値を買い上がる動きになりにくく、もみ合いとなりそうだ。上値のメドは915.0pt、下値のメドは905.0ptとする。 《FA》