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今日の為替市場ポイント:中東情勢悪化を警戒してリスク選好的なドル買い抑制も

2019/9/17 8:36 FISCO
*08:36JST 今日の為替市場ポイント:中東情勢悪化を警戒してリスク選好的なドル買い抑制も 16日のドル・円相場は、東京市場では107円48銭から107円93銭まで上昇。欧米市場でドルは107円68銭まで売られた後に108円17銭まで反発し、108円15銭で取引を終えた。 本日17日のドル・円は主に108円台前半で推移か。中東情勢の悪化を意識して米長期金利は低下しており、リスク選好的なドル買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。 16日のニューヨーク市場では、サウジアラビアの石油施設攻撃でイランの関与が疑われたことから、中東情勢の悪化を警戒して株安・債券高の相場展開となった。原油価格の急騰は世界経済の減速につながるとの懸念が浮上したが、ドルはやや強い動きを見せた。17−18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、原油価格の上昇が国内経済に与える影響について議論される可能性が高いとみられているが、大幅利下げの決定には至らないとの見方が多いようだ。ただし、中東情勢のさらなる悪化は原油価格の一段の上昇につながるとみられており、リスク回避目的の取引が拡大し、ドルの上値は重くなる可能性がある。 《CS》