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個人投資家・有限亭玉介:9月相場の中で反発し始める注目株を公開【FISCOソーシャルレポーター】

2019/9/14 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:9月相場の中で反発し始める注目株を公開【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2019年9月11日11時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『9月相場の中で反発し始める注目株を公開』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まず紹介するのはギャバなどの機能性食品やバイオ分野も手掛けるファーマフーズ<2929>です。同社の東南アジアへ市場開拓の旨の報道により、9月2日より急上昇しました。美白への意識が日本より高い東南アジアはセレプロン入り化粧品等の需要が見込める他、外国人採用の促進、ギャバ等のハラル認証もイスラム教徒向けに進めていく方針とです。 9月6日発表の決算では通期予想の上方修正も加わり、今期は3期連続で過去最高益更新見通しです。週足チャートも上昇トレンドに変わった模様ですが、600円以上の価格帯別出来高からの戻り売りをどのようにこなすか注目としています。 2つ目の銘柄は国内外のオプショナルツアーの予約サイトを運営するベルトラ<7048>です。8月13日に決算発表と同時に発表された今期業績予想では、ゴールデンウィークの10連休が業績に寄与し、経常利益は30%以上上方修正されています。昨今の日韓関係悪化や香港デモが業績に大きな影響を与えてはいなかったようです。 インバウンド部門を持ちながらも、同社の売上の多くはアウトバウンドが占めており、今後はさらなるインバウンド向けのサービス拡充が期待されます。チャートは8月28日の安値976円をつけてから反発。今週は上値抵抗線だった25日線を上抜く動きも見られましたので監視を強めていきたいと考えております。 3つ目の銘柄はシェアリングテクノロジー<3989>です。雨漏りや害虫駆除まで日常の様々なトラブルを解決するサイト『生活110番』の運営などをしております。8月14日に決算と同時に発表された今期業績予想では、営業利益が17.00億円から△5.60億円へと下方修正されました。ただ、「暮らしのお困りごと事業」への先行投資を含んでいる為、今後は投資分の成長機会が見込まれると考えます。 様々な「暮らしのお困りごと」事業を進める同社は、高齢化や独居化が今後も増加することを見込み、リフォーム等含む140以上のサービスを展開しています。チャートは下落トレンドで底値水準ですが、今後の市場拡大を追い風に黒字化へ向かうか注視したいです。 4つ目の銘柄はチェンジ<3962>です。DX(デジタルトランスフォーメーション)を主力に、AIやRPAを活用した働き方改革のテーマ性をもつ企業です。8月14日の決算発表では3Q時点で経常利益は通期業績予想13.23億円に対し進捗率54.7%の7.24億円に留まりましたが、業績予想は据え置かれているので、4Qにて巻き返しがあるかもしれません。 投資事業でも、8月29日に業務提携を結ぶ次世代ドローンを手掛けるエアロネクストへの出資や、9月3日には出資先のAI CROSS<4476>が東証マザーズへの上場が発表されました。これを受けて上値抵抗線でもあった25日線を上抜いてきたチャートは、下落トレンドから反発してきております。今後は「ふるさとチョイス」での自治体との繋がりを活かし、各自治体へAIチャットボットやRPA等の導入拡大が期待されます。 5つ目の銘柄はヘリオス<4593>です。再生医療のテーマ性を持ち、iPS細胞由来の研究を進めております。8月8日に発表された上期決算は前年同期より赤字幅を縮小させ着地しております。2017年よりニコン<7731>と業務提携し、今年7月には新たな資金調達を行っております。 8月末に大阪大学での世界初のiPS細胞で作った目の角膜移植の報道により、多くのバイオ株が買われました。同社の眼科分野では大日本住友製薬<4506>と共同開発するRPE(網膜色素上皮細胞)製品が、加齢黄斑変性への改善に期待されております。チャートは7月より下落トレンドですが、大阪大学の報道後の反発も確認できる為、押し目で拾うに妙ありか…と、見ています。難病治療への技術進歩を期待したいです。 最後の銘柄はサカタインクス<4633>です。印刷インキ事業を主力に、海外展開も進めています。8月9日には決算発表と同時に通期業績予想の上方修正を発表し、今期経常利益は前回業績予想より1割ほど拡大する見通しとなりました。 包装や新聞だけでなく、液晶ディスプレイにも使われる同社の製品は、環境配慮の方針から生分解性や、二酸化炭素の削減へも力を入れています。チャートは26週線に抑えられる形で下落トレンドが続いた同社ですが、いちよし証券では9月3日に同社の投資判断を「A」に据え置き、目標株価を1,700円から1,900円へ引き上げております。PER・PBRでもまだ割安水準でもあるので、うまく押し目があれば…と監視しております。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
関連銘柄 8件
2929 東証プライム
827
4/26 11:29
-2(-0.24%)
時価総額 24,045百万円
食品と医薬品の研究開発メーカー。卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬を開発、製造。販売は通信販売と卸売。BtoB事業は堅調。「ファーマギャバ」が国内外で販売伸びる。24.7期1Qは黒字転換。 記:2024/01/27
1,190
4/26 11:27
-8(-0.67%)
時価総額 86,822百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネスを展開。IT人材の育成やふるさと納税サイトの運営も。SBIHDと業務資本提携。寄付取り扱い高の大幅増などにより、パブリテック事業は伸長。24.3期2Qは大幅増収増益。 記:2024/01/27
559
4/26 11:29
-9(-1.58%)
時価総額 12,203百万円
日常生活の困りごとを解決するサイト「生活110番」を運営する。電機や水道、インターネットなど、専門業者を中心とする約6400の加盟店と提携、専門業者と顧客をマッチング。今期1Qは主力ジャンルが好調だった。 記:2024/04/12
4506 東証プライム
404
4/26 11:29
+4(1%)
時価総額 160,752百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
4593 東証グロース
148
4/26 11:27
±0(0%)
時価総額 13,339百万円
幹細胞技術を利用した細胞薬を開発中のバイオベンチャー。iPS細胞を活用した再生医療製品の開発も。Arktus Therapeutics社に戦略的投資実施。研究開発費減少。23.12期3Qは増収、損益改善。 記:2024/01/27
4633 東証プライム
1,553
4/26 11:29
+8(0.52%)
時価総額 84,129百万円
大手インキメーカー。新聞やパッケージ印刷に強みを持つ。アジアや北米でも事業を展開する。エレクトロニクスや環境などの非インキ分野にも注力する。23年12月期はインキや機能性材料等が増加した。為替も寄与した。 記:2024/02/23
7048 東証グロース
449
4/26 11:21
-2(-0.44%)
時価総額 15,861百万円
海外の現地体験型オプショナルツアー予約サイトを運営。ツアーの販売価格から仕入れ代金を引いた手数料が収益柱。旅行需要の回復等により、23.12期通期は大幅増収、損益改善。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/08
7731 東証プライム
1,624
4/26 11:29
-17.5(-1.07%)
時価総額 614,419百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界的。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。今期3Q累計は映像事業や半導体向け露光装置が増加も、FPD露光装置やコンポーネントが足踏みとなった。 記:2024/03/11