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*18:10JST 米国株見通し：中国に景気減速懸念も市場センチメント良し S&P500先物　 2968.00（-10.25）　（17:50現在） ナスダック100先物　 7791.25（-39.50）　（17:50現在） 　17時50分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小安く推移。NYダウ先物は80ドル安ほどで推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.10ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、10日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。 　本日発表された中国の8月生産者物価指数は下落幅が拡大し、景気減速懸念が再燃している。ただ、トランプ米大統領が中国と来週協議すると述べた」との報道がみられ、米中貿易協議の進展期待は続く。また、英下院がジョンソン首相提出の前倒し総選挙実施動議を否決し、合意なきEU離脱への警戒は後退しており、市場センチメントは悪くないと思われる。NY原油先物は、需要回復思惑や米在庫減少予想により買い優勢の展開が見込まれる。 　本日発表となる米国の経済指標は、7月JOLT(求人労働移動調査)求人件数で前月からやや鈍化が予想されている。歴史的にまだ高い水準にあるものの、徐々に頭打ち感がみられることから、株式市場にはややネガティブな材料となる可能性がある。 《KK》