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マザーズ先物見通し:外部環境の落ち着きを背景に買い先行も上値は重いか

2019/9/9 8:35 FISCO
*08:35JST マザーズ先物見通し:外部環境の落ち着きを背景に買い先行も上値は重いか 本日のマザーズ先物は、前週末の米国株高などを映して、買いが先行して始まりそうだ。前週末の米国市場は、中国人民銀行が6日、金融機関から強制的に資金を預かる預金準備率を16日付で0.5%引き下げると発表したことにより、実質的な金融緩和で景気下支えする姿勢が投資家に好感された。また、8月の米雇用統計は、景気動向を示す非農業部門の就業者数は前月比13万人増と2カ月連続で伸びが鈍化し、市場予想(15万8000人増)を下回る軟調な結果となり、金融緩和への思惑が広がったことも株価を支えた。米国株の上昇を背景に日経平均も続伸して始まりそうで、こうした要素が個人投資家心理にも好影響を与えると考えられることから、マザーズ先物にも一定の買いが入りそうだ。ただ、新規の手掛かり材料に欠けるなかで積極的に上値を買い上がる雰囲気にはない。今週は12日の欧州中央銀行(ECB)理事会以外にこれといった材料がなく、ECB理事会が相場の地合いを大きく変えることも考えにくい。通商政策をめぐる米中両国の要人発言に一喜一憂する場面はあっても、方向感の定まらない展開が続きそうだ。ただ、指数インパクト大きいバイオ関連株の動きによっては指数の動きが左右されそうだ。上値のメドは865.0pt、下値のメドは855.0する。 《FA》