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個人投資家・有限亭玉介:夏枯れ相場に注目のテーマ性ありの銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2019/7/27 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:夏枯れ相場に注目のテーマ性ありの銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2019年7月23日10時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『夏枯れ相場に注目のテーマ性ありの銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まずご紹介させていただくのは、商品監視システム国内トップの高千穂交易<2676>です。キャッシュレス関連として6月にご紹介致しました。紹介後、株価は上昇トレンドへ乗り年初来高値更新。上昇後も低PBRを維持しており、8月2日の決算発表まで注視を続けていくつもりです。 1年後に迫る東京オリンピックや訪日観光客の増加で、同社の顔認証システム等はセキュリティ関連への期待もあります。また、盗難防止の商品管理タグは、物流管理からセルフレジ等の会計まで応用が可能です。無人店舗が日本で一般的に普及すれば、同社の活躍の幅は更に広がると思われます。 2つ目の銘柄は自動運転車関連として注目され、組込みソフトウェア及びリアルタイムOSの開発・販売などを手掛けるヴィッツ<4440>です。7月12日に発表された決算では、19.8期3Q累計の経常利益は2.03億円となり、通期経営計画2.68億円に対する進捗率が75%に達する堅調な推移を見せています。さらに1株につき2株の割合への株式分割も発表し、その後チャートは流動性向上を期待し急騰しました。 今後はMaaSなど新サービス展開も視野に入れて、自動運転のハッキング対策などのセキュリティ関連の研究開発も進めていくと思われます。上場後5,000円台でもみ合いが続いていますが、上値の重さがいつ抜けるか監視を続けていきます。 3つ目の銘柄は、越境EC向け海外転送や代理購入事業などを展開するBEENOS<3328>です。最近ではポケモンコスメシリーズの販売が好調で、ジャポニズムを意識した商品はインバウンドのテーマ性があり、今後も売上を伸ばすと思われます。 4月25日の大引け後に発表した決算では19.9期上期は営業利益0.18億円赤字へ転落ではありましたが、アク抜け的に買われたのか翌日から急反発。その後調整を経て、現在は一目均衡表(週足)の雲中に株価は位置しております。その上で今後8月1日に予定されている決算の前後でどのような値動きになるか注視していきます。 4つ目の銘柄は独立系システム開発会社のCIJ<4826>です。NTTデータ<9613>と引き合いもあり、官公庁関連の受注を増やし業績も堅調に推移しております。ペーパーレス会議システム「SONOBA COMET」や福祉総合システム「SWING」など業務効率化サービスを展開しており、株主に対しても、自社株買いや増配も行う株主還元意識の高い企業のように見受けられます。 チャート(週足)は長期の上昇トレンドを維持しており、13週線の下値サポートで安定感もあります。今後は8月8日の決算発表前後の投資家の動きに目を見張りつつ、中長期目線で見ておきたい銘柄ですな。 5つ目は占いコンテンツ事業などを展開するメディア工房<3815>です。7月5日の決算では売上原価の増加や開発見直しなどによって19.8期3Q累計は前年同期比45.0%減の0.33億円でしたが、通期業績予想は据え置いております。 7月16日には「SUPERTRACK」の開発と3Dコンテンツの「ホログラ」制作を発表すると、株価はストップ高まで急騰。同社の独自技術への市場の関心の高さが伺えます。更に19日にはヘルスケアに特化した中国消費者向けWebサービスである「和心医薬」を開始と発表し、今週も連騰しておりましたよ。相次ぐ材料発表によって反発相場に入った同社株が、今後も堅調に上昇トレンドを築くかと監視していきたいと見ています。 最後の銘柄はシャノン<3976>です。同社は企業のマーケティング効率化を手掛けるマーケティングオートメーションを展開しております。6月11日発表の決算では業績改善が進み上期経常利益は△0.39億円と前年同期の△0.51億円に比べ赤字幅は縮小しており、通期は黒字転換予想となっています。 7月16日には、日本郵政<6178>子会社であるJPメディアダイレクトとの連携を発表すると株価は急騰しておりました。市場全体のクラウドサービス利用企業数は増加傾向で、同社の「SHANON MARKETING PLATFORM」が経済産業省のIT導入補助金サービスとして認可された事は、受注増への追い風になると思われます。週足では底値水準から反発が見える中、目先は一目均衡表の雲を上抜けできるかと監視中です。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
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エレクトロニクス商社。商品管理システムや監視カメラ、入退室管理システム等に加え、半導体デバイスや電子部品等を提供する。今期3Q累計はエレクトロニクスの順調な納入や新規代理店契約が寄与。サブスク収入も増加。 記:2024/02/10
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越境EC会社。リユース品の買取・販売やライセンス契約によるキャラクターグッズの販売も事業領域。バリューサイクル部門は大幅増収。高級ブランドバッグなど高単価商品が売上牽引。24.9期1Qは2桁増収。 記:2024/03/04
3815 東証グロース
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3976 東証グロース
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マーケティングサービス会社。マーケティング支援のクラウド製品や広告配信サービス、コンテンツマネジメントシステムなどを手掛け、メタバース事業にも注力。サブスクリプション売上が順調に推移し、1Qは増収確保。 記:2024/03/28
4440 東証スタンダード
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5/17 9:09
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4826 東証プライム
444
5/17 9:12
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6178 東証プライム
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-22.5(-1.52%)
時価総額 5,493,554百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
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2,271.5
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時価総額 3,185,779百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07