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*18:15JST 米国株見通し：米国メキシコ合意を好感 S&P500先物　 2883.50（+ 8.50）　（17:50現在） ナスダック100先物　 7444.50（+25.00）　（17:50現在） 　17時50分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は80ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高（ドイツは休場）。時間外取引のNY原油先物は前日比0.20ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、10日の米株式市場は買い先行で始まりそうだ。 　米国とメキシコの不法移民問題をめぐる協議が合意に達し、米国による対メキシコ関税上乗せが見送りとなったことで、世界的な通商摩擦の拡大懸念が後退している。また、前週末発表の米国の5月雇用統計で雇用者数の伸びが大幅に縮小し、米連邦準備制度理事会（FRB）の年内利下げ観測を一段と後押しする状況になっている。NY原油先物は、需供改善の思惑から堅調推移が見込まれる。 　本日発表となる米国の経済指標は、4月JOLT(求人労働移動調査)求人件数で、3月とほぼ同程度の水準が予想されている。3月は伸びが予想を上回り、1年ぶりの大幅増を記録し、米国労働市場が依然ひっ迫している状況が確認された。株式市場にはややポジティブな材料となる可能性がある。 《KK》