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今日の為替市場ポイント:米政府機関の再閉鎖回避の思惑でドル下げ渋りも
2019/2/13 8:33
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*08:33JST 今日の為替市場ポイント:米政府機関の再閉鎖回避の思惑でドル下げ渋りも 12日のドル・円相場は、東京市場では110円35銭から110円65銭まで反発。欧米市場でドルは110円63銭から110円35銭まで下落したが、110円48銭で取引を終えた。 本日13日のドル・円は、110円台で推移か。米政府機関が再び閉鎖される可能性は低下したこと、米中貿易協議の進展が期待されていることから、新たなドル売り材料が提供されない場合、ドルは110円台を堅持するとみられる。 メキシコ国境の壁予算を巡る交渉で原則合意に達したことから、政府機関が15日以降に再度閉鎖されることは回避される可能性が高い。民主党のローイ下院歳出委員長は「議会スタッフが合意案の詳細を取りまとめるだろう」と述べた。暫定予算が失効する15日夜までに議会採決が必要になるが、市場関係者の多くは「大差ではないが、賛成多数で可決されるだろう」と予想している。 トランプ米大統領は「暫定案は満足とは言えない」と述べたが、「新たな政府機関閉鎖の可能性は低い」との見方を伝えているようだ。一部関係者は「トランプ大統領は壁建設で非常事態宣言発動の選択肢を残している」と指摘しており、「トランプ大統領による法案署名を確認するまでは楽観視できない」と警戒しているが、市場関係者の関心は閣僚級の米中貿易協議の行方に向けられており、この場で大きな進展があればドル買い・円売りが再び強まるとの見方が多いようだ。 《CS》
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